
ネットいじめ ウェブ社会と終わりなき「キャラ戦争」 (PHP新書)
荻上 チキ
新書 2008/7/16
PHP研究所
内容
インターネットはいじめの温床、匿名ゆえに陰湿な誹謗中傷の嵐。
「子どもたちを守れ!」を合言葉に、ネットやケータイの使用規制が叫ばれる。
はたしてこれで、いじめは減るのか?
「学校裏サイト」を利用する子どもたちの生の声を分析すると、ネット空間は現実の人間関係の延長にあり、要は使う人間の質と環境が問題だとわかる。
そしてそこには、空気を読まなければ、叩かれる現代の若者事情が見え隠れする。
学校でも、職場でも簡単に見えるようになった<陰口>。
この息苦しさの正体が明らかになる。
【内容紹介】つくられた「学校裏サイト」不安/ほとんどが口コミで広がることの意味/「ネットいじめ」はネットのせいなのか/陰口が本人に見られたケース/「いじめられ」なくても「いじられ」る可能性/「コミュニケーションの網状化」を生きる私たち/キャラをめぐる病/ウェブ・コミュニケーションの未来/問われるべきは「大人の側の成熟度」etc.
著者プロフィール
荻上 チキ(おぎうえ チキ)
男性 1981年11月2日
日本の評論家、編集者。
特定非営利活動法人「ストップいじめ!ナビ」代表理事。
テクスト論、メディア論を専門としている。
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