
いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識
荻上チキ
新書 – 2018/7/15
PHP研究所
いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識 (PHP新書)
内容
「やさしさ」だけでは子どもは守れない――。
具体的な知識と言葉を手に入れ、「いじめ」議論を一歩先に進めるために必読の一冊。
「いじめ問題」を解決するために必要な知識とは何か。
連日のように悲惨なニュースが報じられ、そのたびに多くの議論が交わされるが、その中には具体的な根拠に欠ける当てずっぽうな「俗流いじめ論」も少なくないと著者はいう。
一方で、メディアには取り上げられずとも、いじめが社会問題化して以来30年以上にわたり、日本でも世界でも数々の研究が行なわれ、多くの社会理論が磨かれてきた。
本書では、そうした数多くの研究データを一挙に紹介しつつ、本当に有効ないじめ対策とは何かを議論する。
いじめ議論を一歩先に進めるために、必読の一冊。
目次
●はじめに
●第1章 これでいいのか、日本のいじめ議論
●第2章 データで読み解くいじめの傾向
●第3章 大津市の大規模調査からわかったこと
●第4章 「不機嫌な教室」と「ご機嫌な教室」
●第5章 理論で読み解くいじめの構造
●第6章 「ブラック校則」調査から見えたこと
●第7章 ハイリスク層へのサポート
●第8章 メディアが飛びつくネットいじめ
●第9章 教員の課題と「いじめ防止法」
●第10章 大人に求められること
●おわりに
著者プロフィール
荻上 チキ(おぎうえ チキ、男性、1981年11月2日[1] – )は、日本の評論家、編集者。
特定非営利活動法人「ストップいじめ!ナビ」代表理事。
テクスト論、メディア論を専門としている。
いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識 (PHP新書)
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