(日本のいじめ事件史)桐生市立新里東小学校いじめ自殺事件

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事件名:桐生市立新里東小学校いじめ自殺事件


事件発生日:2010年10月23日正午頃


発生地域:群馬県桐生市


事件概要:小学6年生の女児が、同級生たちからの一年以上にもわたる執拗ないじめを苦にして自殺した事件


加害者達のいじめ行為


「お前の母さんはゴリラみたいだ」「プールがばい菌で汚れる」「きもい」「くさい」などと中傷した

母親がフィリピン人であることについてからかう言葉を浴びせられ、同級生に「汚い」「臭い」「近寄るな」「プールがばい菌で汚れる」などと言われた。

出典;「桐生市小学生いじめ自殺事件」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』2018年7月8日 (日) 08:01 UTC

母親はフィリピン出身で、同級生から「お前の母さんはゴリラみたいだ」「きもい」「くさい」などと言われ、班ごとの給食も一人で食べるなどのいじめを受けていた。

出典;HUFFPOST『いじめ自殺の小6女児、遺族の裁判終結まで6年。母は「私がガイジンだから」と唇を嚙んだ』

被害者が一人で給食を食べる状況を意図的に作った

学校側も担任以外の教員を投入するなどの対応を取っていたが、女児は9月28日の席換え後から孤立。

学校の担任は、班ごとに給食を食べるよう指導したが、児童たちが女児を含む班から勝手に離れ、一人で給食を食べることが多くなった。

出典;「桐生市小学生いじめ自殺事件」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』2018年7月8日 (日) 08:01 UTC

③被害者の上履き「うざい、死ね」などと落書きをした

2010年1月、5年次の3学期が始まると、女児の上履きに「うざい、死ね」など落書きをされ、いじめを訴えていたが、元校長は「いじめというのはあなたのカン違いですよ」といって取り合わなかった。

出典;「桐生市小学生いじめ自殺事件」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』2018年7月8日 (日) 08:01 UTC

④被害者がいじめを理由に学校を数日欠席し、校外学習の日に出席したところ、「なんでこういう時だけ来るの」「普段はずる休み?」などと非難した

「あすは社会科見学があるから、出てくれるかな」と担任が電話をし、10月21日の社会科の校外学習には出席したが、一部の同級生から「なんでこういう時だけ来るの」「普段はずる休み?」などと言われて泣きながら帰り、母親に「もう学校に行きたくない」と訴えた。

出典;「桐生市小学生いじめ自殺事件」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』2018年7月8日 (日) 08:01 UTC


加害者の処分


なし


教師等の処分


なし


民事裁判


①小学校の元校長いじめの存在を認めたが、いじめと自殺の因果関係について争う姿勢を示した

2013年7月5日、女児の自殺の原因が学校側がいじめに適切に対応しなかったためとして、両親が市と県を相手取り損害賠償を求めた民事訴訟の弁論準備手続きが前橋地方裁判所(原道子裁判長)で行われ、8月9日、証人尋問で女児が通った小学校の元校長がいじめの存在を認めた。

事件発生後の10月31日、担当の教諭が校長や教頭とともに女児宅を訪れ、担任は「私の指導力不足で申し訳ありません」 と述べていたが、民事訴訟の第1回口頭弁論に際して、桐生市は、「教員らはいじめの問題について真摯に取り組み、注意義務を尽くしてきた」 と主張し、「自殺がいじめの結果、引き起こされたものとは即断できない」として請求の棄却を求め、県とともに争う姿勢を示した。

出典;「桐生市小学生いじめ自殺事件」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』2018年7月8日 (日) 08:01 UTC

②いじめの加害者たちは、「いじめの事実はなかった」と主張した

地方裁判所は、いじめと自殺との因果関係を認め、市と県に450万円の支払いを命じた

10月4日、前橋地方裁判所桐生支部(島田尚登裁判長)において、加害女児の保護者の監督責任を問う民事訴訟の第一回公判が開かれた。

女児の担当教諭と校長がいじめの事実を認めているにもかかわらず、被告の元同級生側は「いじめの事実はなかった」と主張し争う姿勢を見せた。

市と県を相手取った民事訴訟は、12月6日に最終弁論が行われた。

2014年 3月14日、前橋地方裁判所の原道子裁判長は、判決理由で、「臭い」「きもい」など継続的な悪口や仲間はずれなどのいじめを受けていたのに、学校側が適切な指導をしなかったため絶望的な状況に追い込まれたと指摘。

「自殺の原因は校長と担任教諭にある」と認定し、市と県に450万円の支払いを命じた。

出典;「桐生市小学生いじめ自殺事件」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』2018年7月8日 (日) 08:01 UTC

群馬県桐生市で2010年、小学6年、上村明子さん(当時12)が自殺したのは学校でのいじめと校長らの不適切な対応が原因として、両親が市と県に3200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、前橋地裁は14日、市と県に450万円の支払いを命じた。

自殺といじめとの因果関係を認めた。

出典;日本経済新聞『小6自殺「いじめ原因」 前橋地裁、群馬県・桐生市に賠償命令 』

いじめと自殺との因果関係が認められ死亡見舞金の支払いが決定した

いじめを受けた末、2010年に自殺した群馬県桐生市の小学6年生・上村明子さん(当時12歳)の母親が、学校での災害に見舞金を給付する独立行政法人日本スポーツ振興センターに対し、死亡見舞金2800万円を求めていた訴訟は2月17日、東京高裁で和解が成立した。

出典;弁護士ドットコム『小6いじめ自殺訴訟和解、7年目で全裁判終了…父「本当に長かった」、母泣き崩れる』

平成22年に群馬県桐生市の小学6年、上村明子さん=当時(12)=が自宅で自殺したのは学校でのいじめが原因だとして、母親(47)が、学校管理下での事故や災害により子供が死傷した場合に見舞金が支払われる災害共済給付制度を運営する「日本スポーツ振興センター」(JSC)に死亡見舞金2800万円の支払いなどを求めた訴訟は17日、東京高裁(河野清孝裁判長)で和解が成立した。

出典;産経ニュース『群馬・桐生の小6女児いじめ自殺 母親とJSC和解 東京高裁』


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