
事件名:一宮市立浅井中学校いじめ自殺事件
事件発生日:2017年2月6日
発生地域:愛知県一宮市(自殺現場:大阪市北区大深町グランフロント大阪)
事件概要:当時中学3年生の男子生徒が、担任教師によるいじめを苦に、グランフロント大阪の7階から飛び降り自殺を図った事件
愛知県に住む中学3年生の佐藤勇樹くん(仮名・14)がJR大阪駅近くにある商業施設「グランフロント大阪」の7階から飛び降り命を絶ったのは、2月6日午後11時35分ごろのことだった。
加害者達のいじめ行為
①理不尽に叱りつけた
②使いパシリにした
③骨が折れているにも関わらず、無視した
生前、勇樹くんが母親に「これを片づけてと担任に言われて片づけたら、なぜかめちゃくちゃ怒られた」、「係でもないのに、プリント配りを何度もさせられた」とこぼしていたことがあったという。
理不尽な担任のために、生徒が犠牲になる。
さらに勇樹くんが担任への不信感を募らせたのは、昨年9月に行われた体育祭での出来事だった。
母親がいきさつを語る。
「体育祭の組み体操で、上に乗っていた勇樹が、バランスを崩し前のめりに手をつく感じで落ちたんです。帰宅して、“父ちゃん、骨折れとる”って。見ると両手の親指がパンパンに腫れて、紫色に変色していたんです。勇樹に聞くと“痛いんやって言ったけどスルーされた”と話していました。そればかりか骨折した手で後片づけもしたそうです」
加害者の処分
なし
民事裁判
被害生徒の両親が、市に対して、損害賠償を求める訴訟を起こした
愛知県一宮市立中学校3年の男子生徒=当時(14)=が昨年2月に自殺したのは、担任教諭との関係が悪化していたのに、学校側が適切な対応をしなかったのが原因として、両親が生徒の命日に当たる6日、市に損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁一宮支部に起こした。
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