
事件名:福島県立会津高校いじめ自殺事件
事件発生日:2015年9月19日
発生地域:福島県会津市
事件概要:当時高校2年生の女子生徒が、いじめを苦に、学校の女子トイレで首を吊って自殺を図った事件
女子生徒は18日に登校したが帰宅しなかったため、教員が校内を捜し、19日午前4時ごろ、女子トイレで首をつっている女子生徒を発見。
自分自身や友人への思いをつづったメモが見つかったが、いじめなどをほのめかす記述はなかった。
加害者達のいじめ行為
①部活動の先輩の立場から叱責した
②無視をした
第三者委員会の調査報告書によると、女子生徒は2014年夏ごろから部活動の先輩1人に叱責されたり無視されたりするいじめに遭っていたと認定。
同年秋から学校を休みがちになり、昨年6月に休部したが、先輩が同年8月に部活動を引退してからは部活に参加していたという。
加害者の処分
なし
教師等の処分
①教頭と部活動顧問が文書訓告処分となった
②学年主任が口頭訓告処分となった
③生徒指導主任が厳重注意処分となった
福島県会津地方の県立高校で平成27年9月、部活動のいじめが原因で2年生の女子生徒が自殺した問題で、は26日、当時の教頭を文書訓告とするなど、4人を処分した。
他に処分されたのは、部活動顧問(文書訓告)、学年主任(口頭訓告)、生徒指導主任(厳重注意)の3人。
いずれも対応が不適切だったとされたが「組織的に対応しなかったことが、より責任が重い」(大沼博文教育次長)として、懲戒より軽い処分にとどめた。
一方、元校長は「学校として十分ないじめ対策をとらず、監督責任も重大」(同)で、懲戒処分の「戒告」に該当すると判断したが、すでに退職しており、処分対象としなかった。
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