
事件名:橿原市立畝傍中学校いじめ自殺事件
事件発生日:2013年3月28日
発生地域:奈良県橿原市
事件概要:当時中学1年生の女子生徒がいじめを苦に、自宅から徒歩数分のマンション7階から飛び降り、自殺を図った事件
2013年3月28日午前8時ごろ、奈良県橿原市の中学1年・佐藤由奈さん(仮名=当時13)が、自宅から徒歩数分のマンション7階から飛び降りた。
加害者達のいじめ行為
①グループの複数人のメンバーで無視した
②グループから排除した
③部活の後輩である被害生徒の腹を蹴った
生徒のアンケートには、普段の由奈さんからは想像できない目撃情報が書かれていた。
《(仲が良い)3人から無視されたり、避けられたりしていた》
《グループから2回も仲間外れにされていた》
仲のいい女の子グループでいじめのターゲットになったようだ。さらに部活でも、
《(部活で女子の)先輩から膝でお腹を蹴られていた》
④「ほんま、ウザい。消えてよね」「KYでウザい」などとLINEのタイムラインに掲載した
LINEでのいじめは認定された。
友人のタイムラインでは、
《ほんま、うざい。消えてよね》《KYでうざい。さよなら》
加害者の処分
なし
教師等の処分
なし
民事裁判
被害生徒の両親が、市と同級生4人とその親権者を相手に、計9700万円の損害賠償を求める訴訟を起こした
奈良県橿原市で平成25年3月、市立中学1年の女子生徒=当時(13)=が自殺したのは、いじめが原因だったとして、遺族が1日、同市や、同級生4人とその親権者を相手取り、計約9700万円の損害賠償を求める訴訟を奈良地裁に起こした。
出典;産経WEST『「いじめの早期発見の義務を怠った」 奈良・橿原市立中1女子生徒の自殺 遺族が市などを提訴』
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