
西日本新聞『いじめアプリ通報33件 県教委「早期対応に成果」 [熊本県]』
記事によると
・熊本県教育委員会は、本年度から、全ての県立中高約3万1千人を対象に『いじめ匿名通報アプリ』を導入した
・県内の高校生のスマートフォン所有率は9割を超えるが、アプリでテスト送信をした生徒数は1万2千人にとどまっている
→1万9千人の中高生がテスト送信をしていない
・いじめの通報33件の内、20件は学校側が初めて知る内容だった
・いじめ行為が止まったものが18件、対応中や経過観察中は15件だった
この記事への『いじめ撲滅.COMスタッフ』の感想
いじめの目撃者は、「自分も標的にされる」「事を荒立てる」など色んなことを考えて、躊躇うことが多いと思う
事件が起こってしまった後のアンケート調査で「こんなことがありました」と、やっと匿名で声を上げる
アプリでいじめを通報する機会を与えることは、今の時代にも沿っていて、とてもいいと思う
いじめ以外の内訳は、「その他」が最も多い549件で、部活動や学校などへの不満51件、悩み相談6件だった。
いじめの事実が確認できなかった通報は「その他」に分類したという。
いじめの事実が確認が出来なかった通報、というのは証拠の有無で判断されるのだろうか
SNS上での陰口などはスクショなどで画像が手に入るが、学校内でのいじめの「証拠」は画像としては手に入りにくい
「いつ、どこで、だれに、何をされたか・・・」
それを日記などに記録しておくことはとても苦痛なことになる
だからこそ、周りに居る生徒達の協力が欠かせない
通報アプリが、当たり前のように活用されるようになれば、いじめは確実に減っていくと思う
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。