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【歴史に残る人権蹂躙事件】一体何が真実なのか?【盛りに盛られた旭川女子中学生いじめ凍死事件】(いじめ撲滅.COM 普津澤峻/ふつざわしゅん)


まともな感覚を持った者達は、口を揃えて、こう言う。

「再調査委員会の報告には憤りしか感じない。」

「報道に真実はないのか。」

「彼女の心と全然向き合ってない。」

他方、再調査委員会の報告を称賛している者達はこうだ。

「加害者擁護!」

「遺族を侮辱するのか!」

「何がいじめ解決人だ!」

まともな反論は皆無。

中身が一切ない。

そして、こう言って終わらせ、見なかったことにする。

「遺族に寄り添った結果が出て良かった!尾木ママありがとう!」

今回も、同様の結果が待っているのだろうが、私は、それでも主張し続ける。

この事案に関わった全ての人達のために

子供たちの未来のために

まともな感覚をもった、あなたに向けて。


□目次

捏造報道(トラブル)

・「画像を全校生徒に流す」も「死ぬから画像を消してください」も完全に作り話
・本件生徒が言った言葉は「助けて下さい」ではなく「死にたい」
・「いじめの発覚を恐れた加害生徒らが虚偽の説明をして会えなくなった」も完全に作り話
・「不特定多数への拡散」も完全に作り話

捏造報道(学校の対応)

・デート発言もでっち上げ
・学級担任が伝えたのは「傷の手当て」の感謝
・特性を同級生に話すことを提案してのは学級副担任
・中山教頭は本件生徒のわいせつ画像を見ていない
・中山教頭発言もでっち上げ

PTSDの根拠

・母の証言「独房のような部屋で裸で…」
・母の証言「〈A子先輩に謝らないと〉と言って…」「パニックを起こすことが度々…」
・母の証言「殺してくださいと叫んだり…」「白目をむいて痙攣することが…」
・母の証言「何で学校はいじめを隠すの?と言って悲しんでいました…」

・F男は小狡い優男 いじめ加害者ではない
・「死にたい」の意味

その他

・母の証言「ちゃむと呼んで頂けたら…」妹の証言「え?」
・母の証言「-17℃って出てたもーん」

・いじめ調査御用委員会に「いじめに該当する行為」とされた行為と当方の見解


捏造報道(トラブル)


第三者委員会は

「C男が本件生徒の仕草を真似てからかった後、本件生徒の秘密をその場で大声で言うかのような発言をしたため、本件生徒が泣きそうになって、C男を握り拳で叩いたり蹴ったりした

と認定している。

また、上記エピソードは、「母の手記」には一切書かれていない

2020年の1月から2月に行われた本件生徒と弁護士との面談の記録にも書かれていない

この認定事実とは全く異なる具体的な台詞は、一体誰が作ってしまったのだろうか?


第三者委員会は

「本件生徒が、パニック状態でX中へ電話を掛け、電話に出た男性職員に『死にたい』と繰り返した。」

と認定している。

「助けてください」という言葉で直接的に救いを求めるのと、「死にたい」という言葉で間接的に救いを求めるのとでは大きな違いがある。

前者は急性の苦しみに対する訴えであり、後者は、慢性的な苦しみが背景にある訴えだ。

つまり、ここでも、本件生徒が抱えていた「寂しさ」が隠蔽されているのである。

また、本件生徒は、F男からの手紙を読んだ翌月と翌々月に、弁護士に対して「A子に死にたくないのに死ぬとか言うなと言われた。最後のとどめに感じて、川に入った。」と述べているが、この部分の説明は、F男がA子憎しの方向に促した結果ではなく、最も信頼していた者から突き放されたと感じた結果であり、真実だろう。

しかし、よく考えて欲しいのは、A子は本件生徒の保護者ではなく友人であるということだ。

本件生徒の慢性的な苦しみ、つまりは「寂しさ」放置したのは誰か、ということを今一度考えて貰いたい。


第三者委員会は

「そのような事実はなかった」

「本件生徒は、死にたい、家に帰りたくない私はいない方がいい、と言って再びパニックになりそうだったが、女性教員が本件生徒の特異な絵の描き方やテレビ番組のことなどを話していくうちに、次第に落ち着きを取り戻した。」

「その後、女性教員の自動車の中で、警察官が本件生徒から簡単な事情聴取を行った。本件生徒は、親の車に乗りたくない家には帰りたくないと話した。」

「生徒指導部長が保健室に来て本件生徒から話をきいたが、本件生徒は、母親と知人男性には会いたくないと言った。」

「本件生徒らはN病院に到着し、1時間余り医師の診察を受け、午後10時ころ『自閉症スペクトラム障害、および混合性不安抑うつ状態、急激な不安衝動性亢進で希死念慮に伴う行動化のリスク、今後憎悪のリスクあり、母親による家族対応困難にて、入院にて環境調整を要する』と判断された。」

この判断について母親は了解した」「本件生徒は、親権者である母親の同意による医療保護入院となった。」

と認定している。

また、文春オンラインに記載の当該エピソード(虚偽の説明)は、「母の手記」には一切書かれていない

このような経緯であるにも関わらず、自称親族は何故、文春オンラインの記者にあのようなことを話したのだろうか。

話を盛ったり捏造してしまう癖でもあるのだろうか。


第三者委員会は

「C男が、A子B男C男のグループLINEに送信しているが、この三人から更に拡散した事実は確認されていない。」

と認定している。

また、上記エピソードは、「母の手記」には一切書かれていない

つまり、これも完全に捏造である。

自称親族が事実に基づかない憶測話記者に吹き込むか、記者が創作をしなければ、このような記事は絶対に出来上がらないし、関係生徒や対応されていた先生方が名誉を毀損される事態にも至らなかった筈であるが、この責任について、自称親族文春オンラインの記者は、どう考えているのだろうか?


捏造報道(学校の対応)


遺族は、当方に対し「デート先生エピソードは事実ではなく捏造だった」旨の告白をしている。

また、上記エピソードは、「母の手記」には一切書かれていない

つまり、この自称親族は遺族本人であり、自らの責任を回避するために作り上げた架空の人物なのだ。

文春オンラインの記者「寒川」と遺族は、「自称親族」と「母の手記」を巧みに使い分け世論を誘導し続けてきたのである。


第三者委員会は

「(6月15日)それから六人は、近くのV公園に移動した。V公園ではF男とG男、その他小学生らが遊んでいた。六人はV公園で遊び、その後D子、E子は帰宅し、B男、A子、C男は近くの食品スーパーへ飲み物を買いに行き、F男とG男、本件生徒とは一旦別行動となった。その後、F男とG男はW公園へ移動し、B男、A子、C男も食品スーパーからW公園に行った。五人がW公園にいたところ、本件生徒が自転車に乗って猛スピードでやって来て転び、左脚に擦り傷を負って出血した。五人は、F男が持っていたガーゼC男が自宅に戻って持ってきた絆創膏やティッシュを使って傷の手当てをし、本件生徒の自宅近くまで送っていった。」

「後日、本件生徒は、F男に傷の手当をしてもらったことを学級担任に話した。学級担任がF男にお礼を言っておくという趣旨の話をしたところ、本件生徒は恥ずかしいから止めてくださいというような発言をした。学級担任は、本件生徒が照れているだけで本心だとは考えなかったため、F男に対し傷の手当てをしてくれたことについて感謝を示す話をした。このことを伝え聞いた本件生徒は、学級担任に対して、何で言ったんですかというように抗議し、もう先生には何も話さないというような発言をした。」

と認定している。


第三者委員会は

学年副担任から本件生徒に対し、『自分の特性を同級生の前で話してみるという方法もあるかもしれない』と言ったところ、本件生徒は『そうしたい』と言い、本件生徒が同級生の前で話す文書を作ってみることになった。」

「後日、本件生徒がノートに鉛筆で文案を書いてきたので学級担任がそれをみたところ、単に自分のダメなところを並べたネガティブな内容だったため、学級担任はこの内容のままで同級生に説明しても本件生徒が望むような結果にならないと考え、文案を一部直すように指導した。」

「そうしたところ、本件生徒は精神的に不安定になり、書いてきたものを消しゴムで全部消してしまった。学級担任は、本件生徒と再度文案の作成を試みたが、本件生徒が落ち着かない様子だったことから文案の作成を断念し、家でもう一度考えて書いて来るように言った。その後、学級担任は、何度か本件生徒に確認したが、本件生徒が文案を持ってくることはなかった。」

と認定している。

このような経緯である為、当然ながら「母親が何度もお願いした」という話は、事実認定されていない

これほどまでに、話が変わってしまったのは何故だろう?


第三者委員会は

「6月23日(日)午前7時ころ、母親はX中に電話を入れ、午前8時15分ころから午前9時40分ころまでX中を訪れて、教頭ほか教諭2名と面談した。席上、母親は、本件生徒とC男、A子らとの上記LINEメッセージ履歴について説明し、教頭らはその場でスマホ画面を確認しながら説明を聞いた。」P47

「6月24日(月)午前、市教委は、X中の教頭から以下のことについて報告を受けた。㋐同月22日(土)夕方に本件生徒が川に入水しX中に連絡したこと㋑本件生徒がX中の教諭に保護されたこと㋒本件生徒がN病院に搬送され入院したこと㋓同月23日(日)、母親が、本件生徒のスマホを確認したところY中のC男を通してX中のF男、G男、B男、A子に本件生徒の性的な画像がLINEによって送信されたことを窺わせるメッセージを発見したこと㋔同日朝、同教頭ほか教諭1名が母親、同人の知人と面談したこと㋕同日、警察官がB男、A子のスマホからC男から本件生徒の性的な画像が送信されたことを窺わせるメッセージを発見したこと(B男、A子は、本件生徒の性的な画像1枚をC男から送信されたが、同画像を削除しており、転送していないと話した。F男、G男は、一切の関与を否定し、F男、G男のスマホから、同様の画像を受信した形跡は見られなかった。)」P61

と認定している。

「送信されたことを窺わせるメッセージを発見した」ということは、当然ながら画像そのものを確認した訳ではない

遺族は、当然そのことを承知している。

それにも関わらず

「あの証拠のLINE画像をY中学校は間違いなく把握していた」

「教頭は『写真を撮らせてください。すべて調査します。』と、イジメの証拠となるLINEメッセージや画像を1枚1枚、携帯電話のカメラ機能を使って撮っていました。」

などと記者に吹き込んで、あるいは記者と結託して、読者が「児童ポルノに興味関心がある変態教頭」であると誤信するように仕向けたのだ。

中山教頭は、保護者説明会で「本件生徒のわいせつ画像を証拠として撮影したのではないか?」という疑いについて完全否定したが、ネットの匿名掲示板等では、未だにレッテルが貼られたままである。

私は「遺族だからといって、誰に何をしても良い訳では無い」と強く言いたい。


遺族は、当方に「どっちが将来の日本のためなりますかっていうのは、弁護士の創作(笑)」と告白している。

ということは、クローズアップ現代の「母親は、当時の教頭とのやり取りを克明に記録していた」という説明も事実に基づくものではない。

また、上記エピソードは、自称親族の証言として一部記載、「母の手記」には書かれていないが、8月の文春記事には、遺族の証言として書かれている。11月に放送した「クローズアップ現代」でも、遺族の記録として、読み上げられている。

これは、つまり、どういうことかと言うと

文春は、遺族の責任回避のために「母の手記」では扱わなかったが、文春オンラインの書籍編集途中から積極的に動き始めた遺族代理人弁護士は、見返りの方がデカいと踏んで、遺族にも言わせた

ということである。

中山教頭は「学校は生徒全員を守る義務がある」とか「爽彩さんと同じように彼らのことも考えなければならない」ということを言ったのではないだろうか?

それを、彼らは、悪意の解釈または悪意の切り取りをして掲載してみたが、これではまだまだ足りないと、どんどん付け足して、あの台詞を作り上げたということではないだろうか?


PTSDの根拠






これら母親の証言を裏付ける事実は何もない。

反対に母親の証言を否定する事実は、いくつも認定されている

例えば、

本件生徒は、2019年6月22日のウッペツ川入水後、学級担任と女性教員に対して「謝ってほしいとは思っていない自分が過敏になっているせいで相手は悪くないと思っている」と答えている。

また、同月24日には主治医に「学校早く行きたい」と話している。

更に、同年7月11日と同月19日の警察の事情聴取には「忘れた」「覚えていない」と答え、同月16日には、教頭ほか教諭2名に「A子先輩に会いたい」と発言している。

そして、本件生徒は、同年クリスマス前後に、F男から「僕もA子に脅されていた」「助けてあげられなくて、ごめんなさい」という内容の手紙を貰い、翌月に弁護士に話をする決心をしてA子を悪く言うようになっている

※ F男が「A子に脅された」と感じる出来事が全くなかった訳では無いが、実際は、単に弱みを握られただけであって、A子もそれ以上の行動に出ていないのだから、それを誇張して本件生徒に吹き込むことは、自分の責任を回避をする目的、あるいは共通の敵を作り関係を深める目的と評価されても致し方ない。もちろん、女の武器を使って、F男を冗談半分で脅かしたA子も、この点は反省しなければならない。

また、本件生徒は、F男の手紙に対して「証言ありがとうございます。言ってることがバレたら大変なことになるのに…。本当にありがとう。F男先ぱいたちはおどされてたんですよね?私のせいでまきこんでしまって本当に申し訳ないです。でもF男先ぱいは裏で止めてくれてたって聞きました。そんなことがあっただなんて知らなかった。ずっとずっと頑張ってくれてありがとうございます」との好意的な手紙を返信している。

更に、この頃、本件生徒は、学校での対人関係の問題で体調が悪化しており、転校先の学校を頻繁に欠席し、我が子のPTSDを一貫して主張し続けている母親から学校に行くよう説得をされて渋々登校していた。

つまり、本件生徒は、仲良くしてくれたX中学校の友達と引き離される形で精神病院に入院し、母親の判断で、R中学校に転校しても、環境の変化にストレスを感じるばかりで、結局は直ぐに対人関係の問題が生じ、また、それによって自己肯定感を更に失わせ引きこもりがちな生活を送るようになるも、母親から登校するようプレッシャーをかけられ家の中にも、家の外にも、安心できる場所がなく孤独感を強めていった

そこに、F男から手紙が届き、F男と母親の期待に応えるようにA子を悪く言うようになって、遂には裁判で争うという気持ちまで固め、記憶のすり替えをしながら、思い出したくないことを思い出し、心を更にすり減らすことになってしまった、と考えることができる。


第三者委員会は

「4月中旬か下旬ころ、W公園で偶然F男、G男と本件生徒が出会い、G男が一時その場を離れた間に、F男が本件生徒の身体を触ったことがあった。」

「4月27日(土)から5月6日(月)まで十連休となっていて、学校も塾も休みであった。連休中のある日、上記のメンバー四人で深夜3時ころまでゲームLをしたことがあり、その中で、深夜を過ぎて補導されない時間になったから集まろうかというような話が出て、公園に集まる話になった。F男、G男、B男の三人は結局外出しなかったが、誰もそのことを本件生徒に伝えなかった。本件生徒は、先輩であるF男らとの約束を守るため、早朝自宅を出て行き、それに気付いた母親と知人男性が追いかけて引き止め、家に連れ戻した。」

「6月初めころ、本件生徒は、A子と二人でW公園のブランコに並んで座っているとき、前記の出来事を『F男先輩との黒歴史』として話した。A子は、X中でF男にそのことを問い質し、その後F男は本件生徒との係わりを避けるようになった。」

「(6月15日)それから六人は、近くのV公園に移動した。V公園ではF男とG男、その他小学生らが遊んでいた。六人はV公園で遊び、その後D子、E子は帰宅し、B男、A子、C男は近くの食品スーパーへ飲み物を買いに行き、F男とG男、本件生徒とは一旦別行動となった。その後、F男とG男はW公園へ移動し、B男、A子、C男も食品スーパーからW公園に行った。五人がW公園にいたところ、本件生徒が自転車に乗って猛スピードでやって来て転び、左脚に擦り傷を負って出血した。五人は、F男が持っていたガーゼC男が自宅に戻って持ってきた絆創膏やティッシュを使って傷の手当てをし、本件生徒の自宅近くまで送っていった。」

「後日、本件生徒は、F男に傷の手当をしてもらったことを学級担任に話した。学級担任がF男にお礼を言っておくという趣旨の話をしたところ、本件生徒は恥ずかしいから止めてくださいというような発言をした。学級担任は、本件生徒が照れているだけで本心だとは考えなかったため、F男に対し傷の手当てをしてくれたことについて感謝を示す話をした。このことを伝え聞いた本件生徒は、学級担任に対して、何で言ったんですかというように抗議し、もう先生には何も話さないというような発言をした。」

「(6月20日)午後6時30分ころ、W公園には本件生徒とF男がいた。本件生徒が塾へ行く時間になったが、本件生徒がF男に塾へ行きたくないと言い、対応に困ったF男がB男に来てほしいと電話をかけた。午後7時ころ、W公園にいた本件生徒と母親が電話で話した。B男はその電話の最中に駆けつけた。本件生徒は、母親に塾に行きたくないなどと言いスマホを投げてどこかへ行こうとした。F男とB男は行く手を遮って止めようとしたが、本件生徒は荷物を置いて自転車で逃走した。F男とB男は周辺を捜したが、本件生徒を見つけることはできなかった。午後7時30分ころ、F男の母親が帰宅しないF男に電話をかけて本件生徒の失踪を知り、X中に電話連絡した。F男の母親、B男の母親、X中の教員二名ずつが二組で、それぞれW公園周辺地域を自動車で捜索したが見つからず、午後9時すぎ警察へ未帰宅児童の届出を行った。その後、母親と知人男性、学級担任を含む教員二名が、それぞれM交番へ出向いて待機していたところ、午後9時50分ころ母親の携帯にW公園から8㎞ほどの道のりにあるコンビニから電話連絡があり、本件生徒が同店に電話連絡を頼んだことがわかった。本件生徒は、パトカーでM交番へ連れてこられた。」

「(6月22日)本件生徒は、死にたい、家に帰りたくない私はいない方がいい、と言って再びパニックになりそうだったが、女性教員が本件生徒の特異な絵の描き方やテレビ番組のことなどを話していくうちに、次第に落ち着きを取り戻した。」

「その後、女性教員の自動車の中で、警察官が本件生徒から簡単な事情聴取を行った。本件生徒は、親の車に乗りたくない家には帰りたくないと話した。」

「生徒指導部長が保健室に来て本件生徒から話をきいたが、本件生徒は、母親と知人男性には会いたくないと言った。」

「本件生徒らはN病院に到着し、1時間余り医師の診察を受け、午後10時ころ『自閉症スペクトラム障害、および混合性不安抑うつ状態、急激な不安衝動性亢進で希死念慮に伴う行動化のリスク、今後憎悪のリスクあり、母親による家族対応困難にて、入院にて環境調整を要する』と判断された。」

と認定している。

また、本件生徒は、F男から手紙を貰った後ではあるが、2020年の1月から2月の間に行なわれた弁護士との面談の中で「F男とかには逆らえる。」と話している。

つまり、上記母親の証言(引き止めた時にパニック、怯える)が事実であるとするならば、本件生徒は、「家に自分の居場所がない」「寂しい」という気持ちを抱え続けていた為に、先輩たちとの関係に依存するようになり、『逆らえる存在』であるF男らと更に濃い時間を過ごす為、早朝家を出たが、母親と知人男性が深刻な表情で追いかけてきた為、発作的な言動を取って、叱責または煩わしい指導回避しようとした、と考えることができる。


このエピソードが事実であるとするならば、その言葉の意味を、改めて考えて貰いたい。


その他


遺族の妹の声ではなく、間違いなく遺族本人の声だった。

また、当方が、別の機会に、遺族の妹に直接「その節はどうも」と話を振ると、なんのことだかさっぱり解らないといったリアクションであった。


気象庁は、2021年2月13日18時~24時までの旭川市の最低気温を「-5.0℃」と記録している。

また、遺族は、失踪日の気温をネット民から指摘されていることについて、当方に「マイナス17℃って出てたもーん」と述べている。


いじめ調査御用委員会に

いじめに該当する」とされた行為と

当方の見解


①F男G男B男が、本件生徒の前で下ネタ発言をしたこと

→ 当該下ネタ発言の程度は、社会通念上「許容の範囲」であり、いじめに該当しない。また、本件生徒はC男に対して「下ネタ全然大丈夫ですよ」というメッセージを送っており、この件を一切問題にしていない


②F男が恋愛感情で本件生徒の身体を触ったこと

→ 本件生徒が当時問題にしていないので、刑法に抵触する可能性はあっても、いじめには該当しない。本件生徒に被害感情を抱かせた責任は、本件生徒を煽り、本件生徒の認知を歪ませた者にある。また、F男は、本件生徒と手紙の交換をして、既に和解済みである。


③F男G男B男が、本件生徒に、集まる約束が無くなったことを伝え忘れたこと

→ 単に伝え忘れたことは、いじめに該当しない


④A子が数回、本件生徒の意向で奢って貰ったこと

→ 強要して奢らせたのでは無く、本件生徒の提案で奢って貰っただけであるから、いじめに該当しない。また、本件生徒とA子の関係は、縦の関係とは言えない。その証拠に本件生徒は、かまってくれないことを理由に、芝生に横たわっていたA子を突然蹴っている。


⑤C男が、本件生徒と下ネタを話した後、わいせつ画像を送って貰ったこと

→ 児童ポルノ禁止法に抵触するが、本件生徒が当時問題にしていなかったので、いじめには該当しない。本件生徒に被害感情を抱かせた責任は、本件生徒を煽り、本件生徒の認知を歪ませた者にある。また、本件生徒とC男の関係は、縦の関係とは言えない。その証拠に本件生徒は、からかわれたことを理由に、C男を暴行している。


⑥C男が、本件生徒のわいせつ画像を、A子B男C男のグループLINEに送ったこと


⑦B男A子C男D子E子が、C男の話(本件生徒との性的なやり取り)を聞いて、話題に乗って会話をしたこと

→ C男が当該事実を知らない者に当該事実を話すことは、本件生徒の名誉を毀損する行為になり得る。しかし、本件生徒は、この件を当時問題にしていないので、いじめに該当しない。また、話を振られて受け答えをする行為は、法によって保護される利益を何ら侵害していないので、いじめに該当しない


⑧C男が、「自慰行為をやってみてよ」と繰り返し求めたこと

→ 当該行為は、関係生徒や本件生徒の態度や、その後の関係又は交流の質から、強要された事実を読み取れない為、いじめに該当しない。また、本件生徒は、この件を当時問題にしていない。本件生徒に被害感情を抱かせた責任は、本件生徒を煽り、本件生徒の認知を歪ませた者にある


⑨A子D子E子が、C男の発言に乗っかって「やってみてよ」と複数回発言したこと

→ 不適切な提案であるが、関係生徒や本件生徒の態度や、その後の関係又は交流の質から、いじめと評価することはできない。また、本件生徒は、この件を当時問題にしていない。本件生徒に被害感情を抱かせた責任は、本件生徒を煽り、本件生徒の認知を歪ませた者にある


⑩B男が、上記の状況を傍観したこと

→ 傍観したことをいじめに参加したと評価することはできないので、いじめに該当しない


⑪C男が、本件生徒をからかう言動を取ったこと

→ からかわれて泣きそうになったところで終わっていれば、いじめに該当するが、本件生徒は、その後、殴る蹴るの暴行を行ない十分に反撃をしているので、いじめに該当しない喧嘩に該当する。


⑫本件生徒が「死にたい」と言ったことに対して、A子が「死ぬ気もねえのに死ぬとか言ってんじゃねえよー」と発言したこと

→ 本件生徒から度々上記発言を聞いてきたA子には「煩わしい」「いい加減にしてくれ」という気持ちもあったと思われるが、不適切な発言を改めるよう忠告する意味合いが含まれる内容なので、いじめに該当しない


⑬B男が、F男G男に、LINEの履歴に残っていた本件生徒のわいせつ画像を見せたこと


⑭クラスメイトが交流に消極的な態度を取ったこと

→ 示し合わせた訳ではないので、いじめに該当しない特性による言動に困惑して距離を取ることを「いじめに該当する」としてしまうと、発達障害者の居る場所を避ける人が続出してしまい、発達障害者支援法の「相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現」という目的は果たせなくなる。


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コメント

    • 匿名
    • 2024年 7月 03日 9:03pm

    自称遺族の-17℃証言も遺族自身だったのですか

    • 匿名
    • 2024年 7月 03日 9:06pm

    知人男性はどこに住んでるのですか?
    男と一緒に住んでるなどと投稿してたきなこもちの投稿は全てデマだったのですか?

    • とーん
    • 2024年 7月 03日 10:01pm

    失踪当時のFacebookでの拡散について情報はお持ちでしたか?
    メールいただければ当時感じた印象などお伝えします。

    • 匿名
    • 2024年 7月 03日 10:22pm

    今後、違和感を感じる相手には、
    「近寄らない」
    「相手にしない」
    「言葉を発現しない」
    の選択肢しか無くなってしまいますね。

    これこそ「どっちが将来の日本のためになりますか?」って感じます。

    • 匿名
    • 2024年 7月 03日 10:31pm

    刑事訴追に向け調整、という記事を見て心配しています。教育委員会も市長も教員を守るつもりはないのでしょうか。自宅にYouTuberが突撃し、ネットでは誹謗中傷を受けていることに対し、誰も何もしない中での勇気ある行動、尊敬します。

    • 匿名
    • 2024年 7月 03日 11:06pm

    ことの重大性を訴えるために多少盛ったりすることは誰にでもある。
    だけど、これだけあるとなると話は変わってくるだろう。
    実際被害にあわれた方もいらっしゃる。
    嘘は誰がついても嘘だし、隠蔽は誰がしても隠蔽だ。

    内部告発などで捕まったりしている方のニュースなどを見るたびに、事実を確認するでもなく、声の大きさで書き消されてしまう現状に何とも言えない気持ちになっていた。

    正しいと思うことを貫くのは大変なことだと思いますが、応援している者が居るということは忘れないで下さい。

    • 匿名
    • 2024年 7月 03日 11:22pm

    菅野先生、休職しちゃったしマジで彼女は被害者

    • 匿名
    • 2024年 7月 03日 11:30pm

    いくら遺族の言葉だとしても、それをそのまま載せた文春にも責任があると思う

    • 匿名
    • 2024年 7月 04日 12:23am

    さあやさんのツイートだったと思うけど、私抜きでみんなが幸せになってくれればいい、みたいなこと書いてましたよね

    みんなというのは残された人達のことでしょうけど、厄介者みたいに自分のことを感じてしまってたのかなって、それを読んだ時思ったんですよね

    • 匿名
    • 2024年 7月 04日 10:13am

    @匿名
    多分、後付けだと思いますよ。
    旭川市江丹別の観測では、-17℃になった時間帯がその日にあるからです。
    気象庁のデータにあったし、嘘は言ってないからねー笑
    ってメディア側か遺族が付けたのではないでしょうか。
    わざわざ江丹別の気温を書き入れて、目を引かせるということを考えると、旭川の地理をよく知らないメディア側がそう促したと信じたいです。

    • 匿名
    • 2024年 7月 04日 11:08am

    旭川市民ですが、ここで黒塗り無しを読めた事と文春の嘘がわかって感謝してますよ
    ウッペツ川事件の時に、メディア旭川という地元雑誌の嘘記事も誰がリークしたのか想像つくし
    担任が知人とのラインのやり取りで「デートって言ってやったぜ」みたいな画像まで出回ってましたよね
    教頭もスマホを警察に提出してるし完全に白でしょ
    何か名誉回復にお手伝いできる事があればと
    余談ですが、旭川で凍死自殺なんて見た事も聞いた事もありませんよ

    • 匿名
    • 2024年 7月 04日 7:34pm

    親族および自称親族はどうも「知人男性」の存在を徹底的に隠そうと画策してるように感じます。
    補導されない時間(つまり午前4時または5時以降)に外出しようとした本件生徒を同じ場所に居合わせ止めに入った「知人男性」
    想像でしかありませんが、そんな時間に母親と一緒にいること、ってつまり?と考えてしまいますね。

    • 匿名
    • 2024年 7月 05日 9:11am

    改めてきなこもちの一連の投稿の評価をお願いしたいですね

    • 匿名
    • 2024年 7月 05日 10:04am

    なんで捜索時に加工バリバリの本人にはとても見えない写真を使ったのでしょうか?

    • 匿名
    • 2024年 7月 05日 10:10am

    しかし貴殿も遺族を庇う為に事実と異なることを故意に一部発信して、歪んだ世論の形成に貢献してなかったのでしょうか?

    • 匿名
    • 2024年 7月 05日 6:29pm

    いじめ重大事態調査に関するガイドラインは
    被害者を優先するが
    加害者にも言い分があるだろう

    被害者に寄り添いすぎもなんだかなと思う

    • 匿名
    • 2024年 7月 05日 7:08pm

    @匿名
    大津の件(イジメのせいであるかの様に多くの人が騙されているが、自殺の直接的な動機は明らかに「父親が怖いから」)で多くの人を騙して都合の良い方向に偏らせる方法を得た悪質な弁護士と記者が、
    実態は「丸子実業高等学校バレーボール部員自殺事件」(イジメや教師達の対応のせいで自殺したかの様に大騒ぎになり、教師達が不当な人権侵害の被害を受けたが、この件における第三者委員会や警察、司法がまともだったので、母親による虐待が自殺の原因という実態に基づいた判断が下された)レベルの案件を、
    悪質な印象操作報道を駆使して金儲けに利用した事件ですね。

    宝塚の件も、
    週刊誌の記者による取材が強いストレスであると仲の良かった同僚に語っていたにも関わらず、
    不都合な事実を無視し、情報を歪めに歪めて、
    イジメのせいで自殺したかの様に扱われていたが、
    あの件は、
    心理学(特に心理発達など)について少しでも知識があり、
    精神疾患の理解もある人なら、
    過労(悪質な報道で団員の数が少なくなり、被害者の負担がかなり大きくなっていた)による「適応障害」や「統合失調症」こそが本当の問題であって、
    いじめ被害とされる事の多くが精神疾患に起因する妄想(特に二次妄想)である可能性が高いのに、
    無知で無責任な人達が悪質な偏向報道に騙され続けて、
    事態を深刻化させていた本当の悪を正当化していたのは胸糞悪かった。

    悪質な報道とそれをさせる悪質な弁護士(何故か共産党の活動に非常に協力的な弁護士事務所に所属するそういう系の輩ばかり)による最低なビジネスを何処かで辞めさせなければ、被害者は今後も増えていくと思う。

    旭川の件の真実が知られる事で、
    悪質な加害行為の実態が認知され、
    同じ様な事件が起きない様になってほしいと切に願っている。
    7年前の愛知の「担任に人生壊された」の件(結局のところモンスターペアレントが主張していた担任による悪質ないじめは無かった。それなのにマスコミは謝罪も訂正もしていない)や、

    • 匿名
    • 2024年 7月 05日 9:30pm

    @匿名

    @匿名
    子供の自殺は「逃避行動」です。

    イジメの対応について父親を加えた三者面談で話をしようとした当日の、父親が学校に来る直前に飛び降りた事実に関し、亡くなられた子の抱えていた本当の問題や心理的背景を無視していじめや教師のせいにするのは、亡くなられた子を冒涜していると思いますよ。

    大津の件と旭川の件は同じ弁護士が絡んでいます。

    同じ様に歪める事に成功した事例です。

    • 匿名
    • 2024年 7月 05日 9:45pm

    @匿名
    「娘は愛人に懐いていた!」

    その根拠、
    「愛人と楽しそうに遊んでいた。」

    「愛人の実家に一緒にいきたいと言っていた。」

    実際、
    娘「私は独り」「家に帰りたくない」「死にたい」

    公園で一人でいる時間が多かったのも、
    (発達障害の要素もあるけれど)対人関係に問題を抱える事が多かったのも、
    情緒が不安定すぎてクラスメイトから避けられていたのも、
    根底にあったのが明らかに家庭環境の問題であったから、
    教頭は家庭環境について言及することがあったのだと思う。

    けれど、
    母親の主張が一方的に正当化されて報じられてきたし、
    私は別の場でその事について何度も言及してきたが、
    亡くなられた子の等身大の人物像を無視した連中に誹謗中傷されてきた。

    • 匿名
    • 2024年 7月 05日 10:16pm

    「過剰適応状態」って重大な精神疾患の前兆として陥ることがある。

    分かりやすいのは、
    クイズヘキサゴンⅡに出演していた某演歌歌手。
    視聴者はお馬鹿キャラとして親しんでいた様だけれど、
    本人は相当苦しんでいた実態があり、
    その方は精神疾患に悩まされる事になった。

    見た目は楽しそうにしていても実際はそれとは違う事がある。
    けれど、無知で無責任な連中はそういう事を知ろうとすらしないし、
    被害者の心理すら考えもしない。

    大津の件における教師をイジメの加害者であるかの様に扱っている連中は、心の問題に関して無知すぎると思う。

    まぁだから事実を追及されると不都合だから、
    「臨床心理士は学校側の人間」だと印象操作して、
    心の問題の専門家を第三者委員会に入れない様に圧力をかけた弁護士が、
    大津の件から学んだ手法を旭川でも実践したんだわ。

    • 匿名
    • 2024年 7月 06日 7:16am

    大津の件。

    イジメや学校の対応のせいにされているけれど、

    亡くなられた子が祖父母のお店のレジからお金を盗んだ後の、父親の対応も亡くなられた子に相当な影響を与えているよね。

    • 匿名
    • 2024年 7月 06日 9:17pm

    3年も前だから、細かく覚えてないけど
    言われてみれば、記事の要所要所に
    物語を読まされているような 
    劇画チックな違和感を感じていた記憶

    • 匿名
    • 2024年 7月 07日 3:49pm

    あの報告書を読んでこれを読むと、プライバシー保護といって色々隠そうとしたんだなとしか思えない

    • 匿名
    • 2024年 7月 08日 10:36am

    文春にタレコミした支援者って結局誰だったの?

    • 匿名
    • 2024年 7月 08日 1:05pm

    匿名 :
    あの報告書を読んでこれを読むと、プライバシー保護といって色々隠そうとしたんだなとしか思えない

    娘が自慰経験あるという話の部分は黒塗りされるべきところだと思ったけど、そこが黒塗りされてなかったから違和感あった

    • 匿名
    • 2024年 7月 15日 5:16pm

    加害者に金を持って来いと脅されてという記述が抜けてます。工作ですか?

    大津の件。

    イジメや学校の対応のせいにされているけれど、

    亡くなられた子が祖父母のお店のレジからお金を盗んだ後の、父親の対応も亡くなられた子に相当な影響を与えているよね。

    • 匿名
    • 2024年 8月 03日 4:21pm

    なるほどね、支援者って恋人のことだったのね。X上に支援者いるって話だったもんね。

    • 匿名
    • 2024年 9月 11日 6:35am

    @匿名
    今は仲良く介護施設を3店舗運営し代表、施設長として頑張ってますよ

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匿名さんのレビュー

元中学教員です。
書かれている内容から、どのような状況だったか、手に取るようにイメージできます。

「学校は何もしなかった」と安易にマスコミや世間は叩くけれど、じゃあ何ができたというのか。
自分たちが中学生の時、スマホやネットがなかった時代でさえ、「大人」が「中学生」を安易に理解できたか。「中学生」が「大人」に今日どこで何をしてどんなことがあったかを逐一報告したか。
自分たちの中学時代に置き換えて状況をもう少しでいいから想像して欲しい。
そこにスマホが加わることで、子供たちの世界はどれだけ大人から見えない物になってしまったか。
もう少し「中学生の今」を考えてみてほしい。

さらには、入学してきてたった数ヶ月の出来事。
生徒への理解、生徒同士の人間関係が少しずつ見えてきた矢先の事件であり、「いじめ」に相当する出来事のほとんどは学校外で起きていた。
教室内・学校内で起こっていたのであれば、学校・教師の責任を追及する声が上がっても仕方ない。
家庭に帰してからの出来事、さらには他校の生徒が絡んだ案件を、保護者すら把握できないのに、担任が、教員がどこまで即座に把握し、指導できるというのか。糾弾している人々にそのすべを教えてもらいたい。

もちろん、他校とも連携を取り、事実確認をしたり、それぞれ話をしたりはする。
一同に集めて話をするのは難しいし、さらにスマホの中での付き合いも加わると、人間関係が複雑で対応は困難を極める。
そこは本当に「学校の」責任の範疇なのか。
起きた事実が「いじめ」や「犯罪」かはさておき、放課後や夜間、休日に起きている出来事すら「学校・教師の責任」なのだろうか。

こんなにも多くの児童生徒が居場所を求めて公園に頻繁に長時間集まっていた。
その時点で保護者や地域にもできることはあったし、動くべきであった。
が、その責任は誰にも追及されない。

学校現場は、外部の方々が思っている何倍も、「トラブルの連続」である。
毎日のように何かしらのトラブルが起き、悩みを抱えた子がごまんといる。
そして、多感な成長過程にある子供たちは、常にそれぞれに課題を抱えている。

現場にいたとき、いつも子供たちに言ってきた。
「人と人とのトラブルは、0対100というケースはほとんどないんだよ。
向こうが全部悪い、私は悪くないと思ってるかもしれないけれど、自分にも何か問題がなかったか考えてみよう」
私は個人的に「限りなく0対100に近いケース」がいじめであると考えている。

本当に本当に悲しい事件だと思う。
しかし、残念ながら、似たような案件は、全国のあちこちに転がっている。
今回の被害者がそうであるかは私には分からないが、心に闇を抱える女の子の多くが、自らの性を、寂しさを解決する手段に使うケースを山ほど見てきた。
自分への興味関心を引き、誰かに求められる・必要とされる実感を得られる、最も分かりやすい「ツール」だからだ。
性の入口に立った中学生達は安易にそれに飛びつくし、特に勉強や部活への興味ややる気をなくし、目的や目標を持てずにいる子供たちにとっては、格好の娯楽となる。

「いじめだ!!」「学校の怠慢だ!!」と声高に叫び、介在した生徒・教員達を叩きまくることで何が生まれ、何が変わるというのか。
この件は、スマホ依存社会、同時に核家族化・共働き化が推し進んだ中で、そのすき間で危ういバランスの人間関係を保っている中学生なら、全国どこででも起こりえる事件だ。
表面化していないだけできっともう同じような事件はたくさん起きていると思う。
失われた尊い命を「無駄にしない」というのは、ただ誰かを叩き、吊るし、結果論で物を言うのではなく、その背景をしっかり理解し、原因や対応策を考え、さあやさんのように、寂しさや孤独を抱えた子供たちを救うこと。ただその一点にあると思う。

2024年6月30日 1:26 PM

匿名さんのレビュー

私も、入水後に入院した病院で治療を継続できなかったのか、ここがターニングポイントだったのかも?と思います。
児童デイや放課後デイは、家庭⇔学校⇔病院⇔福祉を繋ぎます
彼女特有の寂しさや人間関係の困難さ等のサポートが受けられる架け橋になれたはず。
この病院は、この点を指摘してました。
また、引っ越しや転校も彼女の気持ちからするともう少し慎重になれていたら、とも思います。
学校に弁護士を同伴して謝罪を受けられていたら、また入院費や引っ越し等の補償が出来ていたら、遺族はここまで執拗に先生や先輩を追い詰めなかったのか?遺族の本当の目的は何なのでしょう?私なら、売春させられていたとかレイプを受けた、と言われる方が娘の名誉の為に許せない行為ですが。そんな事を配信し続けるインフルエンサーには弁護士からの指摘はないですよね?
A子の「死ぬ気もないのに〜」って言う言葉も、受け取り方でこんなに変わってしまうなんて。A子にとっては、思い留めさせる為だった発言が彼女にとっては言って欲しくなかった一言。大人でも難しいなと思う出来事がまだ10代の子にダメ出しをする、そして死の責任まで言及する、ネットで名前も顔も出される、こんな世の中間違っている。
彼女の死で関係者の将来を潰す事、これが延長線で行われみんなが正義と信じ一致団結したように行われている事に吐き気がします。

2024年6月30日 7:53 PM

匿名さんのレビュー

子供に起こるさまざまな出来事。
起こった良いことを一緒に喜び、辛かったことを聞いて慰める役目を一番に担うべきなのは、子どもの変化に目を向け、小さな変化にも気付き、その原因を突き止めて解消するのは親の役目。

子どもの困りごとに寄り添い、その解消に繋がる道を模索するのも親の役目。
学校も行政も、親からのSOSを受け手助けをする1ピースでしか無い。

学校や行政のせいにし叩き続けている限り、いじめによる自死は無くならないだろう。

2024年6月30日 10:26 PM

学校とはさんのレビュー

再調査委員会の会見見ました。転校先の学校は前中学校でおきたいじめのフラッシュバックの対応までしなければならないのでしょうか。警察も学校もかなり高いレベルでの対応を要求されていますが、ひとりの生徒に対し無理だと感じました。学校の授業以外で校外やSNSを含めた対応を求められ、足りなかった場合は袋叩きに合うのであれば、誰も教員になれないと感じました。

2024年6月30日 11:44 PM

匿名さんのレビュー

発達障害の診断自体、専門医が少なく、予約して半年待ちはザラ。半年という時間は成長期の子供にとって貴重。思春期の二次障害については、受診できる病院が少ない。他県のものですが、これは全国的な課題だと思います。
15歳で思春期外来から精神科が受診先になることをみこした治療をすすめる。医師だけでなくコメディカルによるチーム医療ができる病院がよい。とスクールソーシャルワーカーをしている知人から聞いたことがあります。
遺族の手記が2つあり、文春本裏の30ページと、2021年8月18日公表3ページを読みましたが、いじめが起こる前後と学校側の対応のずさんさを強調した内容。
被害者にとっては小学校高学年から出現した特性ゆえの行動からの進級の選択、疲労につながる塾通い等の考慮、ネット依存状況の把握と離脱、なにより強く訴えている「さびしい」を受けとめてネット以外の心の安定につながる依存先を作っておくことだったと思います。この判断ができなかったという事では、母親にもこの時点で支援が必要だったと思います。
(実際のところはわかりませんが)
入院先での治療を継続すべきだったとのコメントが、ここまでに三人寄せられています。ここが転機だったでしょう。同感です。
再調査委員会最終報告は、自死といじめの因果関係を認めることで、被害者とさして年のかわらぬ子供達に、大人も背負うべきである責任を子供達に背負わす内容。代理人が誇らしげに全国モデルにと言ってたようですが、とんでもないことだと思います。なぜ死を選ぶほどつらい思いをしたのか。黒塗りなどせず公表し真実とむきあうことが、被害者の追悼です。

2024年7月2日 3:05 PM

匿名さんのレビュー

いじめ問題に関して被害者の発達障害について言及すると、
「発達障害を抱えているからっていじめられて良いというのか!」と批判する人が多い。
けれどそういう人達って、
発達障害を抱えている人達の生きづらさを理解しようとすらしていないし、発達障害に対して差別的な認識をしている。
そんな人達が被害者の事を理解せずに、自分の都合や当事者を蔑ろにした認識を押し付けるばかりで、
被害者だけでなく教師なども苦しめている事に目を向けない。

ふつざわさんは発達障害について言及しているけれど、
亡くなられた子が抱えていた特性に対して真摯に向き合っているからであって、そこには理解しようとする姿勢がある。
逆に、
彼を誹謗中傷している人達が、
理解されない事で苦しみ続けていた子に関して、
不都合な事実から目を逸らし続けるのは、
亡くなられた子が抱えていた苦しみを全く理解していないからとしか思えない。

私の場合、
私自身にそういう傾向があるからこそ、
当事者であるからこそ、
死にたくなるほど辛い思いをしてきた人の気持ちがわかる。
だからこそ、
亡くなられた子の等身大の人物像を隠蔽し、
自分達の都合の為に創り上げた虚像を掲げて、
更なる被害を生み出している連中に対して強い憤りを感じている。

イジメの有無ではなく、
「孤独(理解されない苦しみも含む)」こそが死に至らしめるほど心を苦しめる病であり、
衝動性がそれをより深刻な事態に発展させる要素。

2024年7月6日 7:10 AM

あるくむさんの応援メッセージ

世間の論調、それを形成したマスメディアの報じ方と実情がこれほどかけ離れていたことに、驚愕と強い反省を覚えます。昨日もマスメディアは詳細を伏せ、ヤフコメでは加害者晒しなどと全くの誤解憶測が飛び交ってます。とは言え昨日までの私の認識も大差ないものでした。恥ずかしいです。

真実はなぜ伏せられ続けたのか。遺族と協議して黒塗りしたという報道がなされていますが、その協議とは如何なる根拠で、いかなるプロセスで行われたのか。被害者と遺族の抱えた問題をプライバシー配慮という名の下に伏せたことは本当に正しいのか。それによって曲げられた真実は独り歩きして別の誰かを傷つける。社会課題を解決するふりをして、私たちは別の誰かに皺を寄せただけではないか。あなたの行為は多くの根本的な疑問を浮き彫りにしました。

自分も家族に精神障害者を抱えた当事者家族の立場から述べますが、全ての少年少女が障害や多様性を理解し対応できる日は来ないと思います。もちろん、そのための努力は尊いものですが、社会設計は理想や建前だけでは成立しない。そういう楽観論だけでいじめは無くならない。だからこそ本件は徹底した検証がなされるべきだと思いました。あなたが公開した行為の是非はともかく、行動を起こしたからには全ての経緯を公正な手段でつまびらかにしていただきたいと願います。メディアには、手記や告発レポートの形で切り取りしない全文を世に出す責任を果たしていただきたい。

2024年6月25日 6:11 AM

匿名さんからの応援メッセージ

公開してくれたんで、黒塗り版を作った人たちが何を隠したかったのか浮き彫りになると思う
後でゆっくり見させてもらいます、ありがとうございました

2024年6月25日 6:03 PM

匿名さんからの応援メッセージ

あなたは正義の味方です
これからも応援します

2024年6月25日 7:58 AM

匿名さんからの応援メッセージ

公開された正義感と勇気に敬服しました。
文春の記事のいい加減さに、あきれました。公開されなかったら、決して表に出てこなかった事実と感じます。
いじめと自死との関係性について、考えさせられました。
いじめを解決することで、自死を防ぐことができたか、疑問に感じるとともに、
結局、自死を防ぐ有効な手段が見当たらない(現在も)と感じました。

2024年6月25日 7:59 PM

匿名さんからの応援メッセージ

あれだけ大きく報じられ、全国からの問い合わせによって第三者委員会の調査が決まったのに、出来上がった報告書は黒塗りだらけで、なんだこれ?って思ったことを覚えています。
今回全てが読めて、リスク承知で公開してくれたことに、個人的にはありがとうございますと言いたいです

被害者の子が抱える、寂しさや、思春期と発達障害による特性の混ざりあった、お母さんとの衝突やクラスメートとの関わり方の悩み、自分を制御できないもどかしさ等、黒く塗られて知り得なかったことが知れ、どれほど辛かっただろう…と公表版の報告書を読んだ時よりも、より胸が痛みました
同時に、これらのことが何故隠されなければならなかったのか理解に苦しみます

また、ネットニュース等で悪の化身のような書かれかたをしていた校長先生はじめ教師の皆様が、なにも対応していなかったわけでは無かったと知ることができ、学校もすてたもんじゃないなとも思えました

AとBいう選択肢があって、Aを選択したのは間違いでBを選択すれば良かった(Bもするべきだった)
というような文言をよく目にしますが、AもBも選択していれば結果が違ったものになっていたかは誰にも解りません
現場の教師の方々は日々そういった選択を余儀なくされているのですから、むやみやたらに責めるのは辞めて欲しいです

調査報告書が誰かを責めるためのものではなく、起こってしまったことを次に生かすためのものでありますように
また、なるべく黒塗りのない状態で公表され、一人でも多くの人がいじめについて考えるものになりますように

2024年6月25日 10:45 PM

匿名さんからの応援メッセージ

テレビのニュースで見たので探してきました。
よくやった!感動した!!

2024年6月25日 11:35 PM

匿名さんからの応援メッセージ

これは大変勇気のいることだったでしょう。
それでもいじめとそれに関わる人間に立ち向かう姿に感動しました。

2024年6月26日 2:52 AM

匿名さんからの応援メッセージ

私は文春の記事を鵜呑みにして、学校の先生方を悪者と決めつけていました。
その事が恥ずかしいですし申し訳ない気持ちです。

学校の先生方はきちんと被害者に寄り添っていたと読み取れますし、
事実と異なる事を記事にされている加害少年達も一方で被害者と言えると思います。

一体誰のための何のための黒塗りだったのか。。

勇気を出して真実を公開して下さってありがとうございました。

2024年6月26日 8:35 AM

匿名さんからの応援メッセージ

あなたのYouTube Liveなどをよく拝見していました。
あの時、表立って言えないことがこんなにもあったのですね。
あなたの忍耐力に頭が下がります。

2024年6月28日 4:56 PM

匿名さんからの応援メッセージ

随分初期の頃から加害生徒とされる子・ご遺族の両方と繋がっておられたのですね
あなたがXで発信していたことの裏に様々な理由があったことを知りました
言葉が強かったり、一体何がしたいんだ…と思ったこともありましたが、理解できた気がします

2024年6月29日 8:04 PM

匿名さんからの応援メッセージ

2021年当時からふつざわさんの言葉を目にしており、自分なりに理解できたと思っていましたが
まだまだ知らなかった事ばかりで驚いています

いつの日だったか、あちらを立てるとこちらが立たなくなり悩むとどこかで言われていたように記憶しています

今回黒塗りなしの報告書を手にされて、相当悩まれたのではないかと想像しています

3年間見てきた中でこれだけは言えます

ふつざわさんは一貫して不当に叩かれている弱者の味方でした

これからも応援しております

2024年6月29日 8:35 PM

匿名希望さんからの応援メッセージ

黒塗り無しの報告書と内部告発を見て、事件の印象は全く変わりました。
いじめはあったものの、障害による特性と相まって起きた、事故に近い自死であったと認識しました。

加害児童と呼ばれる子達にも優しい面があり、何処にでも居る子供達なのだなと。

他にも知ってる嘘があれば告発してほしいです。
世論が変わるきっかけになると思います。

2024年6月30日 2:20 PM

匿名さんからの応援メッセージ

このサイトで今までの報道とは違う情報を知れてとても良かったです。
何があったのか、自殺だったのか家出だったのか、爽彩さんにしか分からない事ですが、苦悩を知り改善していく事が爽彩さんへの旭川市民として出来る誠意だと思っていました。
だから、某YouTuberに情報を提供した事もありました。
でも、彼は爽彩さんが売春させられていたとか加害児童と言われる子が暴力団と繋がっているとか、噂話をネットに流すだけ。
私にとっては、そんな証拠もない事をネットに流す事は爽彩さんの名誉を傷つける事、また爽彩さんへの誠意ではないと感じていました。
ただ、ネットでこのような意見を書けば加害児童の保護者か?と言われてしまうので。
一言言わせてください!
加害児童が何か今出ている情報よりもっと悪い事をしていても、あなた方の将来を潰していいとは思っていないし、爽彩さんもそんな事望んでいないと思っています。
あなた方が爽彩さんの事で反省や後悔をしていたら、他者に優しくしてあげてください。爽彩さんはきっと、それを望んでいますよ。
あなた方の将来を心配したり、少しでも健やかな毎日が送れる事を望んでいる旭川市民がいる事、お伝えしたかったです。

2024年7月1日 1:07 PM

いいじまさんからの応援メッセージ

自閉症スペクトラム障害の男児(8歳)父親です。
ウチの子もたまに「死にたい」とか衝動で飛び出したりします。

支援級や放課後等デイサービスに通って、今のところは協力いただきながらすくすくと育ってくれています。
成長すれば、色々と人間関係で出てくるかも知れません。

旭川事件は通りいっぺんの記事しか知りません。

ですが、
他人事とは思えず、大変勉強になりました。

ありがとうございます。

2024年7月1日 4:36 PM

匿名さんからの応援メッセージ

ふつざわさんの主張は、
発達障害を抱えている子が抱えていた本当の問題を理解しているからこそだと思うよ。

死にたくなるほど苦しんでいる子達に真剣に向き合ったことがない人達には分からないみたいだけれど、
孤独や理解されない苦しみこそが子供を死に至らしめる問題の本質だよ。

そもそも虐められても支えてくれる存在がいれば人は死を選ばない。

本件は、
支えるどころか自分達の都合を子供にも学校にも押し付けるばかりで、
子の認知を歪めに歪めて更に精神状態を悪化させた上に、
子供の孤立を更に深刻化させた人達が何故か被害者面し、
問題の解決に向き合っていた人達が不当に誹謗中傷されていることが問題。

2024年7月6日 9:33 AM

匿名さんからの応援メッセージ

「顔や名前が出てしまっているけど、遺族側から出てる情報だけでこんな状況おかしくないか?」と思っていても見て見ぬふりのいじめを続けていた私がいます
でも、ふつざわさんの話を見て考えが改まりました
ふつざわさんの話を一方的に信じているわけではなくて、爽彩さんが失踪したとの情報が出て以降、疑問に感じていた事がふつざわさんの話だと納得できる、一番辻褄が合うと感じたからです
だからって、今更私が声をあげても遅いのかも、見て見ぬふりをした時間は戻ってこない
爽彩さんの為にも、今 名前や顔を出てる人達の為にも、やっぱり私も動きます、ふつざわさんだけでなく私も。

2024年7月11日 3:04 PM

匿名さんからの応援メッセージ

陰ながら私も何か出来る事をしていきたいと思います。
優しい子ばかりが傷つくのは、もう嫌です…。

2024年7月14日 8:29 AM

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