ピックアップ

少女が遺した言葉


小学5年生

孤独な少女


再調査報告書P19

年度が替わって廣瀬爽彩は5年生となり、6月22日に教育相談が行われた。

仲の良い友だちの有無について聞かれると、廣瀬爽彩は「クラスにはいません」「他の人と考え方が違うので」などと回答した。


小学6年生

失踪する少女


再調査報告書P21-22

5月13日、廣瀬爽彩が、学校から1 回でも宿題の提出を忘れたら、そのことは中学校側に提出する資料に書かないとならないといった話をされていたのに、塾で帰宅が遅くなったのでその日は宿題ができないと思い、パニックになり、自宅の二階の窓から出て、二階レベルにある通路に降りた後、そのまま外に行くというこった。

当日は雨であったためびしょ濡れになった状態で、廣瀬爽彩が自ら他人の家の呼び鈴を押して「私迷子なんです」と告げたため、当該家の人が警察に連絡し、臨場した警察官に廣瀬爽彩が保護された。この際、児相にも連絡がされ、児相による一時保護の可能性についての言及があったようである。


2019年3月23日



中学1年生


6月20日

塾に行きたくないと訴えて失踪する少女


再調査報告書P52-54

この日の経過について、学校で行われた事情聴取では、以下のとおりであった。

16時ころからR公園に廣瀬爽彩、生徒I、生徒J、男子生徒1 名、女子生徒1 名がおり、生徒I及び生徒Jは16時40分ころ別の場所へ一旦移動し、女子生徒は16時50分ころ帰宅した。

18時半ころに生徒IがR公園に再度行くと、廣瀬爽彩と男子生徒がいた。

廣瀬爽彩は塾に行く時間であったが、行きたくないと言っていたので、生徒Iが母親に連絡するように言うと、廣瀬爽彩は母親に電話をかけ、「塾には行きたくない」「S公園にいる」と述べ、その後口論になり、怒って泣き、携帯を投げつけた

廣瀬爽彩はパニック状態になり、生徒Iが生徒Kと生徒Lに連絡してなだめることへの協力を求めると、二人も駆け付けた。

廣瀬爽彩が荷物を置いて自転車でショッピングモール方面に行ったあと、生徒Iと生徒Lが追い掛けたが追いつけず、生徒Iの帰りが遅いことから生徒Iの母親が生徒Iに連絡したところ同人の説明により状況を把握し、生徒Iの母親と生徒Lの母親も周囲(生徒Iの母親はB小あたり、生徒Lの母親は車で付近の公園のあたりを数か所)を探したが、廣瀬爽彩は見つからなかった。


6月22日

母を拒絶する少女


再調査報告書P57-59

E中では、廣瀬爽彩からの話を受け、以下のやり取りを行った。

教諭「もしもしE中学校です」

廣瀬爽彩「1 一〇組の廣瀬さあやです。・・・

教諭「お!さあや!どうしたの?」

廣瀬爽彩「・・・

教諭「ん・・?〇〇先生(委員会注;担任)かい?(用かい?)」

廣瀬爽彩「死にたい・・・

教諭「え、どうしたの?今どこにいるの?」

廣瀬爽彩「川です・・・死にたいです・・もう生きたくない!!死にたい死にたい死にたい!!!

教諭「さあや?さあやっ!!??」

廣瀬爽彩は泣きじゃくっている状態であり、この時点で別の教諭に電話を替わった。廣瀬爽彩は「死にたい」と繰り返し叫び、パニック状態だったため、「爽彩」と名前をゆっくり繰り返し呼びかけると少し落ち着いた

教諭が「どこにいるの?そっちにいってもいい?」と言うと、廣瀬爽彩は「河にいる」「学校行きたくない」と繰り返し、再びパニックになったが、教諭が「大丈夫だから落ち着こう」と何度か声をかけるとまた少し落ち着いた

その後、以下のやり取りを行った。

教諭「寒くない?」「どこの河にいる?」

廣瀬爽彩「R公園

教諭「どこのR公園かな?」

廣瀬爽彩「B 小学校の裏

教諭「そうか、わかったよ。」

ここで初めに電話を受けた教諭ともう1 名の教諭が現場に行くため学校を出た。

廣瀬爽彩は「いやだ」「私がいなければよかった」「もういやだ」など同じことを繰り返し叫び、再びパニック状態となった。

少し経って生徒Kが電話口に出て、廣瀬爽彩の様子を語り、「自分が話を聞いているからまだ大丈夫だ」と述べた。

教諭はその場から離れないでほしいと生徒Kに伝え、電話を切り、女性教諭も現場にいた方がいいとの意見があったため、現場に向かった。

別途、初めに電話を受けた教諭から母親に電話したところ、廣瀬爽彩は昼食にも戻って来ておらず、遊びに
行っていると思っていた、との話があり、教諭から、B小近くの川に向かうよう伝えた。

2名の教論がR公園に到着した際、直ちに川べりに飛び降りることはできず、はしごか階段のあるところに回り込んで降りることを模索したものの、すぐ側にはなかったため、やむなく1 名の教諭が護岸壁から飛び降り、川べりに向かった。

この教諭が川べりに到着した際、廣瀬爽彩は川に足をつけている状態であり、教諭が「さあや!」と声を
掛けると、「先生、死にたい」と述べた。

教諭が「さあや、とりあえず川から上がろう!」と声を掛け、手を引っ張ったものの、廣瀬爽彩は「死にたい死にたい、生きたくない生きたくない」と述べ、抵抗した。

護岸壁に設けられた階段から川べりに降りたもう1 名の教諭も合流し、2各がかりで引っ張って川から廣瀬爽彩を引き揚げ、この教諭が抱きかかえるかたちで川から6、7m離れたところに廣瀬爽彩を連れて行った。

このとき、川べりに生えていた草(廣瀬爽彩の背丈より高さがあった)を廣瀬爽彩自身がかき分けて進むことは難しく、教員らが先に草を踏み倒して道を作り、先導して歩いていた。

教員らと廣瀬爽彩は、護岸壁に設置された階段を上って土手へ上がり、公園に戻った。

その後も廣瀬爽彩は「死にたい死にたい」と泣きながら、落ち着かない様子であった。

後から向かった女性教諭も到着し、廣瀬爽彩の冷えた体をこの女性教諭の車の中で温めた。


再調査報告書P59-60

6月22日、警察は午後4時50分ころ近隣住民女性の110番通報を受理し、午後5時4分頃、警察官が現場に臨場した。

その際、警察官は、廣瀬爽彩が友人と口論の末、パニックのような症状となり、「死にたい」と言いながら川に飛び込もうとして、他の友人が押さえていたことや、母親から、「爽彩は自閉スペクトラム症という病気があり、2日前も死にたいと言って家出をして警察に保護された」との申し出を確認したとされている(母親の記憶としても当日現場で警察官にこのような話をしたとのことで齟齬はない)。

警察官臨場時、廣瀬爽彩に外傷はなく、雨天で長時間河川敷にいたため着衣は濡れた状態であり、「家に帰りたくない」と述べていた。

初めに電話を受けた教諭から担任へも連絡し、担任、他2名の教諭が話し合い、現場の女性教諭へ学校に一度来た方がよいと伝え、女性教諭の車中で警察と廣瀬爽彩が話をしていたのでそれが終わってから学校に行くこととした。

初めに向かった2名の教諭も学校に戻った。

母親は一旦着替えを取りに戻った後、学校に行った。

教室で、廣瀬爽彩の体を温めながら、教諭ら及び警察が話を聞くと、9時にはR公園におり、最初は一人だったこと、その後生徒KやB小の児童5、6名、生徒Mなどが来たこと、パニックになった原因ははっきりと覚えていないこと、母親には会いたくないことなどが語られた。

母親到着後、廣瀬爽彩は保健室で着替えをし、その後は絵を描いたり、教諭が備蓄していたカップラーメンを食べるなどした。母親の知人も到着し、教諭ら及び警察が校長室にて話を聞いた。

母親からは、離婚の経緯や、昼も夜も働かなければならず、廣瀬爽彩にかける時間が少なくなってしまって
いたなどの話があったとされる。

別途、教諭が廣瀬爽彩に個別に話を聞いていたが、あまり家のことは話したくない様子で、母親らには会いたくないとの発言があったとされ、結局、家には帰らず、パトカーに女性警察官も同乗して病院に行くこととなった。


6月26日前後

憤る母


再調査報告書P66

6月26日午前、母親は市教委に架電し、

娘が退院後に現在通っている学校に戻ることができるだろうかと心配しており転校も含めてどのよう
な方法があるか知りたい

と相談した。



7月11日、7月12日

大事にしたい母、大事にしたくない少女


再調査報告書P70-71

7月11日、廣瀬爽彩に対し、病院内で、警察官による事情聴取が行われた。

警察の事情聴取については、Y病院入院中にも警察から打診があったが、Y病院では事件から間もない時期に実施すべきではないと考え、これを断っていた。

7月12日、教頭が母親に架電し、警察の事情聴取について話を聞いたところ、画像についても、生徒Iとのわいせつ行為についても、廣瀬爽彩は「知らない」「忘れた」との一点張りでLINEのやり取りを紹介して聞いても「そんなことがあったかもしれませんが、忘れました」とのことであり、なぜ川に入水したのかと聞くと「自分の黒歴史を言いふらすぞ」と言われたので嫌になってやったとのことだったが、それでは黒歴史ってどういうこと?と聞くと「忘れました」との返答であり、また、「嫌なことはすぐ忘れるんです」との返答であった、一緒にいる先輩たちはどういう人なの?との質問には「仲良く遊んでいる人たちの一人です。いい人たちです。」と答えており、警察官の話では、かばっているのか本当に忘れているのかよくわからないとのことだった、との話がされた。

市教委主幹からも警察に連絡し、廣瀬爽彩が「知りません」「忘れました」と答えたことが事実であることを確認した。


7月16日、17日

先輩に会いたいと訴える少女、転校させたい母


再調査報告書P71

7月16日、教頭を含む3名の教諭がZ病院に赴き廣瀬爽彩と面会した(冒頭10分ほどは廣瀬爽彩と教諭の
み、その後母親も同席)。先輩に会いたいK先輩に会いたいとの発言があり、母親から、勝手に連れてくることはできないからね、と諭した。


2019年12月25日(クリスマス)前後

情報に振り回される少女


関係生徒から「僕も〇〇(再調査報告書生徒K)に脅されていた。助けてあげられなくてごめんなさい。」という内容の手紙が届く。

広瀬爽彩の返信(手紙)「証言ありがとうございます。言ってることがバレたら大変なことになるのに…。本当にありがとう。〇〇先輩たちは脅されていたんですよね?私のせいでまきこんでしまって本当に申し訳ないです。でも〇〇先輩は裏で止めてくれてたって聞きました。そんなことがあっただなんて知らなかった。ずっとずっと頑張ってくれてありがとうございます。」


2020年1月11日~14日



2020年1月16日

争いたい母、母に押し切られた少女


再調査報告書P86-87

1月16日、3学期が始まったが、欠席が続いた。担任は1 週間に1 回は家庭訪問し、廣瀬爽彩と会えるときは話をしたが、母親とも協議の上、無理はさせず、焦らずゆっくりという方向で見守ることとした。

前述のとおり、1月29日、2月6日、2月21日に弁護士聴取が行われた。


2020年1月18日~20日



2020年1月29日~2月21日

認識と説明を変えた少女


再調査報告書P32-33

上述の生徒たちについて、廣瀬爽彩は、2020年1月29日、2月6日、2月21日の3回にわたり行われた弁護士による聴取(以下「弁護士聴取」)において、自らの受け止めを以下のように述べていた。

生徒Kについては、ヒエラルキーのトップで、一番怖い裏で手を回す感じ自分から手を出すのではないが子分を使ってやらせる逆らえないなどとの話がされた。

取り巻きを引き連れて動いている物をおごらされた(後述)との話もあった。

また、廣瀬爽彩が塾に行っていないのかとの母親からの連絡を受けた際、側にいた生徒Kが「そういう電話まじうざいよね」などと言うなど、母親のことをけなされることがありそう言われると廣瀬爽彩としても乗るしかない(同調せざるを得ない)との話もあった。

生徒Iについては、後に生徒Kと対立するようになり生徒Kを中心とするグループにはかかわっていなかった悪い人ではない逆らおうと思えば逆らえるとの話がされた。

生徒Mについては、ネタでやらせようとする感が強く雰囲気を作り一人でお祭り騒ぎのように盛り上が
しつこいが怖いというよりはその雰囲気に応じてやらないといけないんだと思わされるような感じ
との話がされた。

生徒L生徒Kの腰巾着のような立ち位置で、ヒエラルキーでいうと小学生(後述のB小の児童ら)と同じ程度の層にあったと捉えており、

生徒Jについてはほぼ無関係と捉えていた。

生徒N生徒Oについては6月15日の件の際に初めて会ったよく分からない人野次馬的に当日いた人、と受け止めていた。


再調査報告書P56

この点、廣瀬爽彩が弁護士聴取時に語った経過でも、生徒Mの言動がきっかけで廣瀬爽彩が生徒Mにキレたとの点は一致していたが、廣瀬爽彩の記憶としては、きっかけとなった生徒Mの言動は、笑ったような感じで、今までのこと言うぞ、と言ったというものであった。

今までのこと」の中身についてはこれを聞く前に廣瀬爽彩がキレてしまったので、聞いていないとのことであった。

廣瀬爽彩は、自らの障害のことや、自分は本当に一人だといったようなことを話し、「もう死にます」と述べた。


2020年2月9日~5月18日



2020年5月21日



2020年5月23日~7月1日



ネットの友人及び交際相手の証言



2020年11月7日

その後



2021年2月13日

失踪



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匿名さんのレビュー

元中学教員です。
書かれている内容から、どのような状況だったか、手に取るようにイメージできます。

「学校は何もしなかった」と安易にマスコミや世間は叩くけれど、じゃあ何ができたというのか。
自分たちが中学生の時、スマホやネットがなかった時代でさえ、「大人」が「中学生」を安易に理解できたか。「中学生」が「大人」に今日どこで何をしてどんなことがあったかを逐一報告したか。
自分たちの中学時代に置き換えて状況をもう少しでいいから想像して欲しい。
そこにスマホが加わることで、子供たちの世界はどれだけ大人から見えない物になってしまったか。
もう少し「中学生の今」を考えてみてほしい。

さらには、入学してきてたった数ヶ月の出来事。
生徒への理解、生徒同士の人間関係が少しずつ見えてきた矢先の事件であり、「いじめ」に相当する出来事のほとんどは学校外で起きていた。
教室内・学校内で起こっていたのであれば、学校・教師の責任を追及する声が上がっても仕方ない。
家庭に帰してからの出来事、さらには他校の生徒が絡んだ案件を、保護者すら把握できないのに、担任が、教員がどこまで即座に把握し、指導できるというのか。糾弾している人々にそのすべを教えてもらいたい。

もちろん、他校とも連携を取り、事実確認をしたり、それぞれ話をしたりはする。
一同に集めて話をするのは難しいし、さらにスマホの中での付き合いも加わると、人間関係が複雑で対応は困難を極める。
そこは本当に「学校の」責任の範疇なのか。
起きた事実が「いじめ」や「犯罪」かはさておき、放課後や夜間、休日に起きている出来事すら「学校・教師の責任」なのだろうか。

こんなにも多くの児童生徒が居場所を求めて公園に頻繁に長時間集まっていた。
その時点で保護者や地域にもできることはあったし、動くべきであった。
が、その責任は誰にも追及されない。

学校現場は、外部の方々が思っている何倍も、「トラブルの連続」である。
毎日のように何かしらのトラブルが起き、悩みを抱えた子がごまんといる。
そして、多感な成長過程にある子供たちは、常にそれぞれに課題を抱えている。

現場にいたとき、いつも子供たちに言ってきた。
「人と人とのトラブルは、0対100というケースはほとんどないんだよ。
向こうが全部悪い、私は悪くないと思ってるかもしれないけれど、自分にも何か問題がなかったか考えてみよう」
私は個人的に「限りなく0対100に近いケース」がいじめであると考えている。

本当に本当に悲しい事件だと思う。
しかし、残念ながら、似たような案件は、全国のあちこちに転がっている。
今回の被害者がそうであるかは私には分からないが、心に闇を抱える女の子の多くが、自らの性を、寂しさを解決する手段に使うケースを山ほど見てきた。
自分への興味関心を引き、誰かに求められる・必要とされる実感を得られる、最も分かりやすい「ツール」だからだ。
性の入口に立った中学生達は安易にそれに飛びつくし、特に勉強や部活への興味ややる気をなくし、目的や目標を持てずにいる子供たちにとっては、格好の娯楽となる。

「いじめだ!!」「学校の怠慢だ!!」と声高に叫び、介在した生徒・教員達を叩きまくることで何が生まれ、何が変わるというのか。
この件は、スマホ依存社会、同時に核家族化・共働き化が推し進んだ中で、そのすき間で危ういバランスの人間関係を保っている中学生なら、全国どこででも起こりえる事件だ。
表面化していないだけできっともう同じような事件はたくさん起きていると思う。
失われた尊い命を「無駄にしない」というのは、ただ誰かを叩き、吊るし、結果論で物を言うのではなく、その背景をしっかり理解し、原因や対応策を考え、さあやさんのように、寂しさや孤独を抱えた子供たちを救うこと。ただその一点にあると思う。

2024年6月30日 1:26 PM

匿名さんのレビュー

私も、入水後に入院した病院で治療を継続できなかったのか、ここがターニングポイントだったのかも?と思います。
児童デイや放課後デイは、家庭⇔学校⇔病院⇔福祉を繋ぎます
彼女特有の寂しさや人間関係の困難さ等のサポートが受けられる架け橋になれたはず。
この病院は、この点を指摘してました。
また、引っ越しや転校も彼女の気持ちからするともう少し慎重になれていたら、とも思います。
学校に弁護士を同伴して謝罪を受けられていたら、また入院費や引っ越し等の補償が出来ていたら、遺族はここまで執拗に先生や先輩を追い詰めなかったのか?遺族の本当の目的は何なのでしょう?私なら、売春させられていたとかレイプを受けた、と言われる方が娘の名誉の為に許せない行為ですが。そんな事を配信し続けるインフルエンサーには弁護士からの指摘はないですよね?
A子の「死ぬ気もないのに〜」って言う言葉も、受け取り方でこんなに変わってしまうなんて。A子にとっては、思い留めさせる為だった発言が彼女にとっては言って欲しくなかった一言。大人でも難しいなと思う出来事がまだ10代の子にダメ出しをする、そして死の責任まで言及する、ネットで名前も顔も出される、こんな世の中間違っている。
彼女の死で関係者の将来を潰す事、これが延長線で行われみんなが正義と信じ一致団結したように行われている事に吐き気がします。

2024年6月30日 7:53 PM

匿名さんのレビュー

子供に起こるさまざまな出来事。
起こった良いことを一緒に喜び、辛かったことを聞いて慰める役目を一番に担うべきなのは、子どもの変化に目を向け、小さな変化にも気付き、その原因を突き止めて解消するのは親の役目。

子どもの困りごとに寄り添い、その解消に繋がる道を模索するのも親の役目。
学校も行政も、親からのSOSを受け手助けをする1ピースでしか無い。

学校や行政のせいにし叩き続けている限り、いじめによる自死は無くならないだろう。

2024年6月30日 10:26 PM

学校とはさんのレビュー

再調査委員会の会見見ました。転校先の学校は前中学校でおきたいじめのフラッシュバックの対応までしなければならないのでしょうか。警察も学校もかなり高いレベルでの対応を要求されていますが、ひとりの生徒に対し無理だと感じました。学校の授業以外で校外やSNSを含めた対応を求められ、足りなかった場合は袋叩きに合うのであれば、誰も教員になれないと感じました。

2024年6月30日 11:44 PM

匿名さんのレビュー

発達障害の診断自体、専門医が少なく、予約して半年待ちはザラ。半年という時間は成長期の子供にとって貴重。思春期の二次障害については、受診できる病院が少ない。他県のものですが、これは全国的な課題だと思います。
15歳で思春期外来から精神科が受診先になることをみこした治療をすすめる。医師だけでなくコメディカルによるチーム医療ができる病院がよい。とスクールソーシャルワーカーをしている知人から聞いたことがあります。
遺族の手記が2つあり、文春本裏の30ページと、2021年8月18日公表3ページを読みましたが、いじめが起こる前後と学校側の対応のずさんさを強調した内容。
被害者にとっては小学校高学年から出現した特性ゆえの行動からの進級の選択、疲労につながる塾通い等の考慮、ネット依存状況の把握と離脱、なにより強く訴えている「さびしい」を受けとめてネット以外の心の安定につながる依存先を作っておくことだったと思います。この判断ができなかったという事では、母親にもこの時点で支援が必要だったと思います。
(実際のところはわかりませんが)
入院先での治療を継続すべきだったとのコメントが、ここまでに三人寄せられています。ここが転機だったでしょう。同感です。
再調査委員会最終報告は、自死といじめの因果関係を認めることで、被害者とさして年のかわらぬ子供達に、大人も背負うべきである責任を子供達に背負わす内容。代理人が誇らしげに全国モデルにと言ってたようですが、とんでもないことだと思います。なぜ死を選ぶほどつらい思いをしたのか。黒塗りなどせず公表し真実とむきあうことが、被害者の追悼です。

2024年7月2日 3:05 PM

匿名さんのレビュー

いじめ問題に関して被害者の発達障害について言及すると、
「発達障害を抱えているからっていじめられて良いというのか!」と批判する人が多い。
けれどそういう人達って、
発達障害を抱えている人達の生きづらさを理解しようとすらしていないし、発達障害に対して差別的な認識をしている。
そんな人達が被害者の事を理解せずに、自分の都合や当事者を蔑ろにした認識を押し付けるばかりで、
被害者だけでなく教師なども苦しめている事に目を向けない。

ふつざわさんは発達障害について言及しているけれど、
亡くなられた子が抱えていた特性に対して真摯に向き合っているからであって、そこには理解しようとする姿勢がある。
逆に、
彼を誹謗中傷している人達が、
理解されない事で苦しみ続けていた子に関して、
不都合な事実から目を逸らし続けるのは、
亡くなられた子が抱えていた苦しみを全く理解していないからとしか思えない。

私の場合、
私自身にそういう傾向があるからこそ、
当事者であるからこそ、
死にたくなるほど辛い思いをしてきた人の気持ちがわかる。
だからこそ、
亡くなられた子の等身大の人物像を隠蔽し、
自分達の都合の為に創り上げた虚像を掲げて、
更なる被害を生み出している連中に対して強い憤りを感じている。

イジメの有無ではなく、
「孤独(理解されない苦しみも含む)」こそが死に至らしめるほど心を苦しめる病であり、
衝動性がそれをより深刻な事態に発展させる要素。

2024年7月6日 7:10 AM

あるくむさんの応援メッセージ

世間の論調、それを形成したマスメディアの報じ方と実情がこれほどかけ離れていたことに、驚愕と強い反省を覚えます。昨日もマスメディアは詳細を伏せ、ヤフコメでは加害者晒しなどと全くの誤解憶測が飛び交ってます。とは言え昨日までの私の認識も大差ないものでした。恥ずかしいです。

真実はなぜ伏せられ続けたのか。遺族と協議して黒塗りしたという報道がなされていますが、その協議とは如何なる根拠で、いかなるプロセスで行われたのか。被害者と遺族の抱えた問題をプライバシー配慮という名の下に伏せたことは本当に正しいのか。それによって曲げられた真実は独り歩きして別の誰かを傷つける。社会課題を解決するふりをして、私たちは別の誰かに皺を寄せただけではないか。あなたの行為は多くの根本的な疑問を浮き彫りにしました。

自分も家族に精神障害者を抱えた当事者家族の立場から述べますが、全ての少年少女が障害や多様性を理解し対応できる日は来ないと思います。もちろん、そのための努力は尊いものですが、社会設計は理想や建前だけでは成立しない。そういう楽観論だけでいじめは無くならない。だからこそ本件は徹底した検証がなされるべきだと思いました。あなたが公開した行為の是非はともかく、行動を起こしたからには全ての経緯を公正な手段でつまびらかにしていただきたいと願います。メディアには、手記や告発レポートの形で切り取りしない全文を世に出す責任を果たしていただきたい。

2024年6月25日 6:11 AM

匿名さんからの応援メッセージ

公開してくれたんで、黒塗り版を作った人たちが何を隠したかったのか浮き彫りになると思う
後でゆっくり見させてもらいます、ありがとうございました

2024年6月25日 6:03 PM

匿名さんからの応援メッセージ

あなたは正義の味方です
これからも応援します

2024年6月25日 7:58 AM

匿名さんからの応援メッセージ

公開された正義感と勇気に敬服しました。
文春の記事のいい加減さに、あきれました。公開されなかったら、決して表に出てこなかった事実と感じます。
いじめと自死との関係性について、考えさせられました。
いじめを解決することで、自死を防ぐことができたか、疑問に感じるとともに、
結局、自死を防ぐ有効な手段が見当たらない(現在も)と感じました。

2024年6月25日 7:59 PM

匿名さんからの応援メッセージ

あれだけ大きく報じられ、全国からの問い合わせによって第三者委員会の調査が決まったのに、出来上がった報告書は黒塗りだらけで、なんだこれ?って思ったことを覚えています。
今回全てが読めて、リスク承知で公開してくれたことに、個人的にはありがとうございますと言いたいです

被害者の子が抱える、寂しさや、思春期と発達障害による特性の混ざりあった、お母さんとの衝突やクラスメートとの関わり方の悩み、自分を制御できないもどかしさ等、黒く塗られて知り得なかったことが知れ、どれほど辛かっただろう…と公表版の報告書を読んだ時よりも、より胸が痛みました
同時に、これらのことが何故隠されなければならなかったのか理解に苦しみます

また、ネットニュース等で悪の化身のような書かれかたをしていた校長先生はじめ教師の皆様が、なにも対応していなかったわけでは無かったと知ることができ、学校もすてたもんじゃないなとも思えました

AとBいう選択肢があって、Aを選択したのは間違いでBを選択すれば良かった(Bもするべきだった)
というような文言をよく目にしますが、AもBも選択していれば結果が違ったものになっていたかは誰にも解りません
現場の教師の方々は日々そういった選択を余儀なくされているのですから、むやみやたらに責めるのは辞めて欲しいです

調査報告書が誰かを責めるためのものではなく、起こってしまったことを次に生かすためのものでありますように
また、なるべく黒塗りのない状態で公表され、一人でも多くの人がいじめについて考えるものになりますように

2024年6月25日 10:45 PM

匿名さんからの応援メッセージ

テレビのニュースで見たので探してきました。
よくやった!感動した!!

2024年6月25日 11:35 PM

匿名さんからの応援メッセージ

これは大変勇気のいることだったでしょう。
それでもいじめとそれに関わる人間に立ち向かう姿に感動しました。

2024年6月26日 2:52 AM

匿名さんからの応援メッセージ

私は文春の記事を鵜呑みにして、学校の先生方を悪者と決めつけていました。
その事が恥ずかしいですし申し訳ない気持ちです。

学校の先生方はきちんと被害者に寄り添っていたと読み取れますし、
事実と異なる事を記事にされている加害少年達も一方で被害者と言えると思います。

一体誰のための何のための黒塗りだったのか。。

勇気を出して真実を公開して下さってありがとうございました。

2024年6月26日 8:35 AM

匿名さんからの応援メッセージ

あなたのYouTube Liveなどをよく拝見していました。
あの時、表立って言えないことがこんなにもあったのですね。
あなたの忍耐力に頭が下がります。

2024年6月28日 4:56 PM

匿名さんからの応援メッセージ

随分初期の頃から加害生徒とされる子・ご遺族の両方と繋がっておられたのですね
あなたがXで発信していたことの裏に様々な理由があったことを知りました
言葉が強かったり、一体何がしたいんだ…と思ったこともありましたが、理解できた気がします

2024年6月29日 8:04 PM

匿名さんからの応援メッセージ

2021年当時からふつざわさんの言葉を目にしており、自分なりに理解できたと思っていましたが
まだまだ知らなかった事ばかりで驚いています

いつの日だったか、あちらを立てるとこちらが立たなくなり悩むとどこかで言われていたように記憶しています

今回黒塗りなしの報告書を手にされて、相当悩まれたのではないかと想像しています

3年間見てきた中でこれだけは言えます

ふつざわさんは一貫して不当に叩かれている弱者の味方でした

これからも応援しております

2024年6月29日 8:35 PM

匿名希望さんからの応援メッセージ

黒塗り無しの報告書と内部告発を見て、事件の印象は全く変わりました。
いじめはあったものの、障害による特性と相まって起きた、事故に近い自死であったと認識しました。

加害児童と呼ばれる子達にも優しい面があり、何処にでも居る子供達なのだなと。

他にも知ってる嘘があれば告発してほしいです。
世論が変わるきっかけになると思います。

2024年6月30日 2:20 PM

匿名さんからの応援メッセージ

このサイトで今までの報道とは違う情報を知れてとても良かったです。
何があったのか、自殺だったのか家出だったのか、爽彩さんにしか分からない事ですが、苦悩を知り改善していく事が爽彩さんへの旭川市民として出来る誠意だと思っていました。
だから、某YouTuberに情報を提供した事もありました。
でも、彼は爽彩さんが売春させられていたとか加害児童と言われる子が暴力団と繋がっているとか、噂話をネットに流すだけ。
私にとっては、そんな証拠もない事をネットに流す事は爽彩さんの名誉を傷つける事、また爽彩さんへの誠意ではないと感じていました。
ただ、ネットでこのような意見を書けば加害児童の保護者か?と言われてしまうので。
一言言わせてください!
加害児童が何か今出ている情報よりもっと悪い事をしていても、あなた方の将来を潰していいとは思っていないし、爽彩さんもそんな事望んでいないと思っています。
あなた方が爽彩さんの事で反省や後悔をしていたら、他者に優しくしてあげてください。爽彩さんはきっと、それを望んでいますよ。
あなた方の将来を心配したり、少しでも健やかな毎日が送れる事を望んでいる旭川市民がいる事、お伝えしたかったです。

2024年7月1日 1:07 PM

いいじまさんからの応援メッセージ

自閉症スペクトラム障害の男児(8歳)父親です。
ウチの子もたまに「死にたい」とか衝動で飛び出したりします。

支援級や放課後等デイサービスに通って、今のところは協力いただきながらすくすくと育ってくれています。
成長すれば、色々と人間関係で出てくるかも知れません。

旭川事件は通りいっぺんの記事しか知りません。

ですが、
他人事とは思えず、大変勉強になりました。

ありがとうございます。

2024年7月1日 4:36 PM

匿名さんからの応援メッセージ

ふつざわさんの主張は、
発達障害を抱えている子が抱えていた本当の問題を理解しているからこそだと思うよ。

死にたくなるほど苦しんでいる子達に真剣に向き合ったことがない人達には分からないみたいだけれど、
孤独や理解されない苦しみこそが子供を死に至らしめる問題の本質だよ。

そもそも虐められても支えてくれる存在がいれば人は死を選ばない。

本件は、
支えるどころか自分達の都合を子供にも学校にも押し付けるばかりで、
子の認知を歪めに歪めて更に精神状態を悪化させた上に、
子供の孤立を更に深刻化させた人達が何故か被害者面し、
問題の解決に向き合っていた人達が不当に誹謗中傷されていることが問題。

2024年7月6日 9:33 AM

匿名さんからの応援メッセージ

「顔や名前が出てしまっているけど、遺族側から出てる情報だけでこんな状況おかしくないか?」と思っていても見て見ぬふりのいじめを続けていた私がいます
でも、ふつざわさんの話を見て考えが改まりました
ふつざわさんの話を一方的に信じているわけではなくて、爽彩さんが失踪したとの情報が出て以降、疑問に感じていた事がふつざわさんの話だと納得できる、一番辻褄が合うと感じたからです
だからって、今更私が声をあげても遅いのかも、見て見ぬふりをした時間は戻ってこない
爽彩さんの為にも、今 名前や顔を出てる人達の為にも、やっぱり私も動きます、ふつざわさんだけでなく私も。

2024年7月11日 3:04 PM

匿名さんからの応援メッセージ

陰ながら私も何か出来る事をしていきたいと思います。
優しい子ばかりが傷つくのは、もう嫌です…。

2024年7月14日 8:29 AM

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