いじめ防止対策推進法は、いじめが心身の健全な成長や人格の形成に与える影響を踏まえて、定義を広くしている。
行為の受け手が、心身の苦痛を表明すれば、何でもかんでも「いじめ」として扱うことになっているのだ。
つまり、この法は、深刻な被害を受けるリスクを潰す為のもの、ということである。
しかしながら、馬鹿な大人達は、この定義を、事案の評価をする際にも使ってしまっている。
「心身の苦痛を感じたらいじめ」という定義をだ。
したがって、本件生徒が生前に転校前の苦い思い出をツイートして「うちの子は心身の苦痛を感じていました」という報道がされてスタートしたこの重大事態調査が、上記欠陥法の定義に基づいて「いじめ」を認定するのは、至極当然のことなのだ。
では何故、学校や市教委は直ぐに、いじめの重大事態調査をしなかったのか?という疑問が浮かぶかも知れないが、それは「重大事態の定義」が「いじめにより、重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき」とされている為である。
横着なあなたは「ウッペツ川に入水して、そのまま入院したのだから、重大な被害が生じているじゃないか!」と思うかも知れない。
しかし、あなたは読み落としている。「いじめにより」という、とても大切な部分を。
本件生徒は、文春オンラインと書籍で遺族が公開した通り、自閉症スペクトラム障害を抱えている。
そして、小学生の時から、衝動的に、教室を飛び出して窓から飛び降りたり、物に当たったり、暴言を吐いたり、家出をして警察に保護されるなどの逸脱行動が確認されていた。
また、中学に入った後も、母親と言い争いになって失踪し、保護された事実がある。
したがって、入水前に他の生徒と口論になったという事実があっても、直ちには「いじめ」とも「いじめによって重大な被害が生じた」とも、評価できない。
上記経緯を踏まえれば、誰でも「いじめによる重大な被害」とは評価せず「発達障害特性の悪化」と評価する筈である。
横着なあなたは今度はこう言うだろう。
「中山教頭が調査をして、LINEで卑猥なやり取りをした問題や、皆の前で自慰行為をした問題や、川で口論になった問題が発覚しただろう!それだけじゃない!謝罪の会だってしている!謝罪をしなければならないことをした奴らがいて、入院してるんだから、いじめにより重大な被害が生じているだろう!」
ハッキリ言うが、そんなに単純な問題ではない。
例えば、あなたは、話を盛ったり、嘘をついたりする人の真実の証言を見極めることが出来るだろうか?何度もクラスメイトと口論になったり、教室や家を飛び出している発達障害の子に同じようなトラブルが生じた時、あなたは「今回はいじめですね」と言えるだろうか?いや、言える筈がない。「いじめの可能性もあるかも知れない」と考えて、様子を見るのが精一杯である筈だ。
また、重大事態は「とりあえず重大事態にしちゃえば良いじゃん!」的な軽いノリで行なえるものではない。
重大事態調査ということになれば、市教委はそのために調査委員を探し、市の金が投じられることになり、過重労働を強いられている学校の職員の負担は更に増え、大事になることで他の生徒たちにも動揺が生じ、そして何より、本件生徒がクラスに戻りにくい状況を作ってしまう可能性が大いにある。
躊躇をするのは当然だ。
それに、それらリスクを冒し、認定されたところでどうにもなりゃしない調査を選択する人よりも、本件生徒の心の問題と向き合って解決をしてあげたい、と考える人の方が、遥かに思い遣りのある人ではないだろうか?
そもそも、調査の先にあるのは、いじめの認定と、「私はいじめ被害者だった!」というマイナスでしかない認知と、調停や裁判によって得られる「金」だけなのに、何故重大事態調査を選択することが、そんなにも尊い判断だと思っているのか全くもって理解不能である。
また、本件生徒は、そのまま転校してしまったので、北星中はそれ以上なにもできなかった、というのも事実。
「いや、引っ越さなかったら、別の形で隠ぺいしようとしたに決まってる。」などと主張する者は、一生思い込みの人生を送っていれば良いが、あなたは違うと思うので問う。
私企業では絶対に許されないレベルの過重労働を強いられている中で、本件生徒の心の問題と向き合い、解決するためにはどうしたら良いのだろうか?と悩みながら考えていた職員達の、一体どこに落ち度があると言うのだろうか?
重大事態調査をすれば「必ず救われる」というカルト宗教にでも入っているのなら、信仰の自由ということで尊重するが、そのような非現実的な世界観を、地に足を着けて生活している善良な市民に押し付けてはいけない。
さて、ここまで説明すれば、どんなに物分かりの悪い馬鹿でも、流石に「学校に落ち度はない」ということが理解出来たと思うので、話を進めよう。
重大事態調査をして「いじめ」を認定したとしても、大事なのは、その中身である。
「いじめが認定された」という表面的な事実をもって、「やっぱり文春報道は事実だったんだ!」「凄惨ないじめがあったんだ!」などと解釈してはいけない。
そのような帰結は、論理的思考ができない馬鹿にしか起こり得ないので、あなたには関係ないと思うが、念の為忠告をしておく。
まず、本事案は、先輩後輩の関係にある生徒間で起きたトラブルである。
行為者が先輩で、行為対象者が後輩だ。
横着なあなたは「先輩に言われたら従うしかないだろ!」と思うだろう。
しかし、それは昭和の価値観だ。
確かに、昔は先輩と聞いただけで縮み上がるモノがあったが、現代の子供たちはそうではない。
我々の時代の上下関係と比べると遥かに緩い関係を築いている。
だからこそ、本件生徒は、周りに2つ上の女の先輩がいる状況でも1つ上の男の先輩を殴れたし、2つ上の女の先輩もいきなり蹴り飛ばせたのである。
殴る蹴るができて「抵抗できませんでした」という主張は通用しない。
そんな馬鹿な話は絶対にあり得ない。
本件生徒は、Twitterでこう言っている。
「一人になりたくなかった。だから先輩たちから離れられませんでした。何より何より一人が怖かったから。」
つまり、特性の暴走はあるにせよ、基本的には「せっかく出来たお友達を失いたくない」という理由で、先輩たちの期待に応えようとしていたのだ。
その結果が、わいせつ画像であり、自慰行為であり、奢る行為である。
残酷な言い方になるが「友達を失いたくない」という理由で行なった行為の責任は、本件生徒にしかない。
横着なあなたは、行為だけを見て「中学生がそんなことをするなんて…」と言って衝撃を受け、キレ散らかしているだけであり、経緯をまるで見ていない。
自分は、もっと過激な遊びをしてきた癖に、である。
しかしながら、その衝撃は解らなくもない。
彼らが若すぎるからである。
大学のヤリサーに所属している阿婆擦れが同じことをしても何とも思わないだろうが、中学生となると流石にそれは…と思う人もいるだろう。
しかし、現代の子供は、スマホを使いこなしている為、ネットで検索をかけて、容易に、えげつない無修正の交わりを見ることができる。
だから、何処に何を入れるのかも知っているし、それを実行に移すのも早い。
このような環境で生きている子供が、発達障害を抱え、過度に期待に応えようとしてしまう寂しさを抱いていると、どうなるか。
答えは言うまでもない。
本事案は、間違いなく、発達障害の特性が直接的にも間接的にも強く影響している。
それを覆い隠して、関係生徒たちや当時対応した先生方を裁くことは絶対に許されない。
発達障害が悪いなどと言っている訳では無い。
発達障害の特性に関わる事実を真っ黒に塗りつぶし、理解を深めようとしない、その態度こそが、本事案を引き起こした原因であり、悪だと言っているのだ。
そして、決して間違えてはいけないのが、本事案(トラブル)があって逸脱行動(2月13日の失踪)が生じたのではなく、小学生の時から逸脱行動(誤った距離感、暴言、物に当たる、失踪)があって本事案(トラブル)が生じている、ということである。
何故、こんなにも分かりやすい事実がありながら、本事案(トラブル)が逸脱行動(2月13日の失踪)を生じさせたなどと言えるのか不思議でしょうがない。
トラブルがある前から失踪しているのだから、トラブルによって失踪したという論理は、どう考えても成り立たない。
特性に悪い影響を与えたとは言えるが、それは因果関係ではなく相関関係である。
「いじめ」ないし被害感情が、将来に深刻な影響を与えるものであることは間違いない。
しかし、そもそも「友達を失いたくない」という理由で、期待に応えようとしたのだから、その責任は本人にしかない。
もちろん、原則は、である。
発達障害の特性や本件生徒の深い孤独感を理解している成人が、特性の弱みや寂しさに付け込んで、コントロールしたのであれば話は別だ。
しかしながら、ただ早くからエロ動画を見ているだけの純粋で残酷な小僧共にそんな能力はないので、その責任は当然に生じない。
したがって、この責任を負うべきは、彼女を最も理解していた筈の母親と、周辺の大人達と、これまでの間、プライバシーがどうのと言って、臭いものに蓋をし、彼らが生きた証を真っ黒に塗りつぶし、偽善的で中途半端な寄り添いを続け、教師達に責任を押し付けてきた、金ぴかのバッジを付けて踏ん反り返っているビジネスマン達のような大人達と、このクソ社会である。
いじめとは、力の均衡が偏った状態で行われる、強者による弱者への暴力だ。
心身の苦痛を感じただけで認めてくれるのは、馬鹿と馬鹿が作った法律だけである。
2019年のトラブルと「自殺の疑いがある失踪」の因果関係は、絶対に認めてはならない。
旭川で福祉の仕事をしています
全く同感です
ウッペツ川で保護され、一番目に入院した先のドクターが同じような内容の話をされてましたよね
いじめ(少女が嫌だと感じた行為)は確かにあった
でも、以降の対応が孤独感や特性の悪化を増長させた、私もそう思います
少女が何度も夜中に目を覚ましたり、泡をふいて白目をむいたり、入院前より症状が悪化していたけど、どのような治療や経緯があったのか、最終のかかりつけ医の診断書等は遺族の協力が得られず不明
これで、じゃあ学校やら友達が悪いですと決めつけるのは簡単過ぎるのではないか
某YouTuberは、少女が売春させられてた、と言ってましたが、それならそんな一大事、文春も追いかければいいのに
少女の死が悲しいのは理解出来ますが、それを良い事に思った事を言えない、加害した人を非難しないといけない風潮にうんざりです
旭川の子ども達が友達も先生も信じきれず、あちこちYouTuberがいる現実、異常ですよ
貴方の仰ることを全面的に支持します。
これまでも、これからも。
本当にお疲れさまでした。
いじめをトラブル扱いするのもいじめですよ
私も同感です
早い時期からの療育って大事だなって痛感しました
被害者は4年生の時に診断を受けて投薬治療を受けてたと書いてましたが、それ以前に親や学校が気付かなかったのでしょうか
黒塗り無しを読みましたが、寂しい寂しい寂しいよーって叫びが聞こえてとても悲しい気持ちになりました
通っていた病院で、どのような指導をしていたのか?
全く症状が良くなっていないのも気になります
先日、精神科医野田正彰さんの記事を読みましたが、統合失調症の薬と双極性障害の薬を2種類、しかもそんな病状が全く無いにも関わらず12や14才の子に投薬するなんて考えられないと書いていましたが、自殺したくなるようなら重大な副作用がある薬の影響は無かったのでしょうか
元中学教員です。
書かれている内容から、どのような状況だったか、手に取るようにイメージできます。
「学校は何もしなかった」と安易にマスコミや世間は叩くけれど、じゃあ何ができたというのか。
自分たちが中学生の時、スマホやネットがなかった時代でさえ、「大人」が「中学生」を安易に理解できたか。「中学生」が「大人」に今日どこで何をしてどんなことがあったかを逐一報告したか。
自分たちの中学時代に置き換えて状況をもう少しでいいから想像して欲しい。
そこにスマホが加わることで、子供たちの世界はどれだけ大人から見えない物になってしまったか。
もう少し「中学生の今」を考えてみてほしい。
さらには、入学してきてたった数ヶ月の出来事。
生徒への理解、生徒同士の人間関係が少しずつ見えてきた矢先の事件であり、「いじめ」に相当する出来事のほとんどは学校外で起きていた。
教室内・学校内で起こっていたのであれば、学校・教師の責任を追及する声が上がっても仕方ない。
家庭に帰してからの出来事、さらには他校の生徒が絡んだ案件を、保護者すら把握できないのに、担任が、教員がどこまで即座に把握し、指導できるというのか。糾弾している人々にそのすべを教えてもらいたい。
もちろん、他校とも連携を取り、事実確認をしたり、それぞれ話をしたりはする。
一同に集めて話をするのは難しいし、さらにスマホの中での付き合いも加わると、人間関係が複雑で対応は困難を極める。
そこは本当に「学校の」責任の範疇なのか。
起きた事実が「いじめ」や「犯罪」かはさておき、放課後や夜間、休日に起きている出来事すら「学校・教師の責任」なのだろうか。
こんなにも多くの児童生徒が居場所を求めて公園に頻繁に長時間集まっていた。
その時点で保護者や地域にもできることはあったし、動くべきであった。
が、その責任は誰にも追及されない。
学校現場は、外部の方々が思っている何倍も、「トラブルの連続」である。
毎日のように何かしらのトラブルが起き、悩みを抱えた子がごまんといる。
そして、多感な成長過程にある子供たちは、常にそれぞれに課題を抱えている。
現場にいたとき、いつも子供たちに言ってきた。
「人と人とのトラブルは、0対100というケースはほとんどないんだよ。
向こうが全部悪い、私は悪くないと思ってるかもしれないけれど、自分にも何か問題がなかったか考えてみよう」
私は個人的に「限りなく0対100に近いケース」がいじめであると考えている。
本当に本当に悲しい事件だと思う。
しかし、残念ながら、似たような案件は、全国のあちこちに転がっている。
今回の被害者がそうであるかは私には分からないが、心に闇を抱える女の子の多くが、自らの性を、寂しさを解決する手段に使うケースを山ほど見てきた。
自分への興味関心を引き、誰かに求められる・必要とされる実感を得られる、最も分かりやすい「ツール」だからだ。
性の入口に立った中学生達は安易にそれに飛びつくし、特に勉強や部活への興味ややる気をなくし、目的や目標を持てずにいる子供たちにとっては、格好の娯楽となる。
「いじめだ!!」「学校の怠慢だ!!」と声高に叫び、介在した生徒・教員達を叩きまくることで何が生まれ、何が変わるというのか。
この件は、スマホ依存社会、同時に核家族化・共働き化が推し進んだ中で、そのすき間で危ういバランスの人間関係を保っている中学生なら、全国どこででも起こりえる事件だ。
表面化していないだけできっともう同じような事件はたくさん起きていると思う。
失われた尊い命を「無駄にしない」というのは、ただ誰かを叩き、吊るし、結果論で物を言うのではなく、その背景をしっかり理解し、原因や対応策を考え、さあやさんのように、寂しさや孤独を抱えた子供たちを救うこと。ただその一点にあると思う。
黒塗り無しの報告書と内部告発を見て、事件の印象は全く変わりました。
いじめはあったものの、障害による特性と相まって起きた、事故に近い自死であったと認識しました。
加害児童と呼ばれる子達にも優しい面があり、何処にでも居る子供達なのだなと。
他にも知ってる嘘があれば告発してほしいです。
世論が変わるきっかけになると思います。
法の定めるいじめの定義で旧第三者委員会はいじめ行為の認定はしてなかったはずですよ。法の定義で何でもかんでも安易にいじめ行為認定するなら、彼女の絵を気持ち悪いと否定した発言なんかもシビアに虐待認定されないとフェアじゃないでしょうね。いじめだけが定義が広すぎですね。
@匿名
あなたのコメントに、ただただ頷くばかりです
例え仲間はずれになりなくない為に裸になったり自慰行為や性的行為を許すと行動に出られても、それを良しとしない良俗がある全うな子供たちが増えることを願う。
心に障害があっても一つ一つの小さな心の積み重ねが大きな行動のトリガーになる。
心の器が様々なだけでリビドーの固着があったとしても抑制や行動には環境による所が大きい。
公開辞めたのですね。
一度ネット流出したものを全て削除する事は不可能なので、消すくらいなら初めから公開するべきではなかったのではないでしょうか。
実際のところ関係者とは調整したのですか?まったくあなたの独断ですか? 公開された事で傷つく方がいなければ良いのですが。 中途半端で無責任かと思います。
あなたは裁定者ではないと思います。いろいろ断定で語っていることに恐怖を感じます。
@匿名
リスパダールとエビリファイは小児精神科の領域でとてもよく出される薬です。
それが本人の状態にあった正しい処方かどうかは、置いておいて、「非常によく出される」というのは事実としてあります。とはいえ、エビデンスがあるゆえに処方されています。
気持ちの興奮(不安)を抑え、気持ちを落ち着かせたり、易怒性を抑える目的で処方されます。
よって、薬の副作用が原因では、などという 安易な(そしてよくある、単純な)考えを広める行為には反対です。
小児に使用できる薬は限られており、服薬だけで、すべての問題が解決するわけでもなく(そうだったらどれだけいいか)
適切な治療と、本人の成長、それに対する見守りが、「生き延びる」ためには必要だと思っています。
ある一つの分岐点は、入水後に入院した大きな精神科病院から転院してしまったところかなと思いました。
旭川市の報告書を見る限りしか情報がないですが、あの時に入院した病院はワークショップが多くあるなど、治療環境に恵まれているし、医師やスタッフも、数多くの患者の治療経験があるように思いました。それだけでなく、一方的に治療者側から治す、というのではなく、ピアな仲間作りも、生き延びるためには大事な要素です。
@匿名
北海道警察旭川方面本部は、一連の捜査を経て、少女が医療を受けていた病院から統合失調症の病名を聞いていたのであろう。しかも投与されていた向精神薬はリスペリドン(製品名:リスパダール)とアリピプラノール(製品名:エビリファイ)であったと言われている。
しかし、少女が統合失調症でなかったことは精神医学者として断言できる。統合失調症の12歳や14歳での発症はほとんど無い。統合失調症の発症は16歳、17歳以降であり、しかもこの年齢での若年発病の多くは破瓜(はか)型の症状である。また人格の未熟な破瓜型病者は、自閉化し他者との関係を持たず、独語空笑したりして内的世界に閉ざされる。近年はこのような破瓜型病者は少なくなっている。少女は破瓜型病者の発病年齢よりもさらに数年齢若く、しかも他者との交流も豊かであり、およそ統合失調症の病前性格とは異なる。
しかも投与されていたとされるリスペリドンは、統合失調症にのみ処方が認められた強い中枢神経抑制作用をもつ薬であり、血圧低下や自殺念慮の悪化などが指摘されている。もうひとつのアリピプラノールも、統合失調症および双極性障害における躁状態の改善にのみ処方が認められた薬物であり、投与による不眠、神経過敏、不安、うつ病、自殺企図などが重大副作用として注意書きされている。用量はどのくらいであったのか、投与期間、死因との関連などはっきりしない。両剤が併用投与されていたのであれば、異常な併用であり、服用者の精神状態は振り回され混乱に陥ったであろう。私が信頼できる精神科医に問い合わせたところ、このような信じがたい処方は少なからずみられるとのことであった。勿論、旭川に限らず抗精神病薬の信じ難い投与は全国で横行している。
上は野田正彰先生の記事ですが、普通に小児に使われる薬なんですね
確かにど素人が副作用云々を軽々しく口にするのは良くないですね
すいません
私も、入水後に入院した病院で治療を継続できなかったのか、ここがターニングポイントだったのかも?と思います。
児童デイや放課後デイは、家庭⇔学校⇔病院⇔福祉を繋ぎます
彼女特有の寂しさや人間関係の困難さ等のサポートが受けられる架け橋になれたはず。
この病院は、この点を指摘してました。
また、引っ越しや転校も彼女の気持ちからするともう少し慎重になれていたら、とも思います。
学校に弁護士を同伴して謝罪を受けられていたら、また入院費や引っ越し等の補償が出来ていたら、遺族はここまで執拗に先生や先輩を追い詰めなかったのか?遺族の本当の目的は何なのでしょう?私なら、売春させられていたとかレイプを受けた、と言われる方が娘の名誉の為に許せない行為ですが。そんな事を配信し続けるインフルエンサーには弁護士からの指摘はないですよね?
A子の「死ぬ気もないのに〜」って言う言葉も、受け取り方でこんなに変わってしまうなんて。A子にとっては、思い留めさせる為だった発言が彼女にとっては言って欲しくなかった一言。大人でも難しいなと思う出来事がまだ10代の子にダメ出しをする、そして死の責任まで言及する、ネットで名前も顔も出される、こんな世の中間違っている。
彼女の死で関係者の将来を潰す事、これが延長線で行われみんなが正義と信じ一致団結したように行われている事に吐き気がします。
雑なレッテル貼りしていじめを矮小化しようとしてるようにしか…こんなんじゃ撲滅なんて夢のまた夢だよなぁ
とりあえずお疲れ様でした
貴殿はあっちこっち行かずにただひたすらさあやさんの為だけに動いていればまた違う結果になってたかもしれませんね
子供に起こるさまざまな出来事。
起こった良いことを一緒に喜び、辛かったことを聞いて慰める役目を一番に担うべきなのは、子どもの変化に目を向け、小さな変化にも気付き、その原因を突き止めて解消するのは親の役目。
子どもの困りごとに寄り添い、その解消に繋がる道を模索するのも親の役目。
学校も行政も、親からのSOSを受け手助けをする1ピースでしか無い。
学校や行政のせいにし叩き続けている限り、いじめによる自死は無くならないだろう。
再調査委員会の会見見ました。転校先の学校は前中学校でおきたいじめのフラッシュバックの対応までしなければならないのでしょうか。警察も学校もかなり高いレベルでの対応を要求されていますが、ひとりの生徒に対し無理だと感じました。学校の授業以外で校外やSNSを含めた対応を求められ、足りなかった場合は袋叩きに合うのであれば、誰も教員になれないと感じました。
自称精神医学者の方はリスペリドンがASDのの子に処方される薬であることもご存じ無いのですね
リークだなんだと騒がしいと思ったら、【再調査委員会は、いじめが自殺の主たる原因と認定】
それに対しての反発だったのか くだらない
自閉症スペクトラム障害が自殺の原因と言いたいんだろうが自殺率どのくらいだと思ってるんだ?
性被害の自殺率>>>ASDの自殺率 こんなこともわからんの?
で、なんで報告書消したの
消すと外部から事実関係がよくわからないから、黒塗りの調査委員会と同じじゃん
「友達を失いたくない」という理由で行なった行為の責任は、本件生徒にしかない。
早くからエロ動画を見ているだけの純粋で残酷な小僧共にそんな能力はないので、その責任は当然に生じない。
貴方のコメントは同意しかねるが、母親をただ悪いと言うだけでは解決しないと考えます。
母親にも何らかの特性があるとは思わないのだろうか?
実際はわからないが、貴方が思っているより特性をもった人達の負のスパイラルの問題は根が深いと思います。
自閉症スペクトラム障害の男児(8歳)父親です。
ウチの子もたまに「死にたい」とか衝動で飛び出したりします。
支援級や放課後等デイサービスに通って、今のところは協力いただきながらすくすくと育ってくれています。
成長すれば、色々と人間関係で出てくるかも知れません。
旭川事件は通りいっぺんの記事しか知りません。
ですが、
他人事とは思えず、大変勉強になりました。
ありがとうございます。
貴殿は議員の話を全て否定してましたがそれは全て確かな確証があっての否定だったのでしょうか?
世論と全く違う意見が集結する。カルト臭がする
@匿名
記事のお薬の話は、「厳密に言えば」っていうところですね。
エビリファイも、リスパダールも、糖質じゃなくても処方される場合ありますよ。目的は前者は食欲増進、後者は眠剤代わりとか。最初からこの2剤が出されていた訳ではないと思います。
「後医は名医」という ”ことわざ” がある通り、後からなら誰でも最高のお医者様になれるのが医療の世界です。
一方で、ここまでのサイト内の議論の中で、教育学的な視点はあっても医学的の視点が皆無なのは本当に残念ですね。
投稿したコメントが反映されていないのでもう一度投稿します。
エビリファイ(アリピプラゾール)、リスパダール(リスペリドン)の薬品名+添付文書で検索してください。
小児自閉症スペクトラム障害に対する適応が書いてあります。
後医は名医は事実ですが(善意の診断が否定されたうえで診断がつけられるので)本件生徒が最初に入院した大きな病院は、治療経験やスタッフや環境も整っているように思いました。そのあとの転院先は、ワークショップ(作業療法的なもの)もあまりなくて、本人も戻りたいと言っていたようですね
発達障害の診断自体、専門医が少なく、予約して半年待ちはザラ。半年という時間は成長期の子供にとって貴重。思春期の二次障害については、受診できる病院が少ない。他県のものですが、これは全国的な課題だと思います。
15歳で思春期外来から精神科が受診先になることをみこした治療をすすめる。医師だけでなくコメディカルによるチーム医療ができる病院がよい。とスクールソーシャルワーカーをしている知人から聞いたことがあります。
遺族の手記が2つあり、文春本裏の30ページと、2021年8月18日公表3ページを読みましたが、いじめが起こる前後と学校側の対応のずさんさを強調した内容。
被害者にとっては小学校高学年から出現した特性ゆえの行動からの進級の選択、疲労につながる塾通い等の考慮、ネット依存状況の把握と離脱、なにより強く訴えている「さびしい」を受けとめてネット以外の心の安定につながる依存先を作っておくことだったと思います。この判断ができなかったという事では、母親にもこの時点で支援が必要だったと思います。
(実際のところはわかりませんが)
入院先での治療を継続すべきだったとのコメントが、ここまでに三人寄せられています。ここが転機だったでしょう。同感です。
再調査委員会最終報告は、自死といじめの因果関係を認めることで、被害者とさして年のかわらぬ子供達に、大人も背負うべきである責任を子供達に背負わす内容。代理人が誇らしげに全国モデルにと言ってたようですが、とんでもないことだと思います。なぜ死を選ぶほどつらい思いをしたのか。黒塗りなどせず公表し真実とむきあうことが、被害者の追悼です。
治療薬についでの、詳しい返信ありがとうございます
たまたまこのサイトで野田正彰さんの名前を知り、もしかしたら薬の副作用かも!っと憶測でコメントを書いてしまい反省しています
今、日本で自閉症児が増えていると最近話題になってましたが、早い時期からの療育、放課後ディサービスも増えてますね
全ての子供達が悲しい寂しい思いをせず、すくすく育つ世の中になりますように