旭川女子中学生いじめ事案

ススキノ殺人遺棄事件の犯人像


 

ススキノ殺人遺棄事件の犯人は

秩序型


1 室内に、凶器や遺留品(携帯や身分証など)は一切なかった

2 切断面は、電動工具を使用したと思われる状態だった

3 遺体に防御創はなかった

4 血は洗い流されていた

5 致命傷となった刺し傷があった(箇所と数は公表されていない)

6 室内は、目立った血痕はなく、荒れた状態ではなかった

7 犯人が退出した時刻に、携帯の電源が切られている


無秩序型の犯行


偶発的犯行 → ✕

被害者または現場を知っている(被害者を選択したわけではない) → ?

被害者を物として扱う → ?

会話はない → ?

混乱した犯行現場 → ✕

被害者を突然襲う → ?

自制心なし → ?

殺した後に性的行為 → ✕

遺体はそのまま → ✕

凶器や証拠を残したまま → ✕

接触場所、犯行現場、遺体の場所はすべて同一 → ✕


秩序型の犯行


計画的犯行 → ○

好みのタイプの被害者(ただし知人ではない) → ?

被害者を操作する → ?

会話は慎重 → ?

整然とした犯行現場 → ○

被害者を服従させる → ?

自制心あり → ?

殺す前にサディスティックな行為 → ?

遺体を隠蔽する → ○

凶器や証拠を残さない → ○

被害者を接触場所から犯行現場へ → ○

遺体を隠蔽の場へと移動 → ○


 

秩序型の特徴


 1 知能は、平均または平均以上で、社会的能力がある。

 2 熟練を要する仕事を好む。

 3 性的能力は、あり。

 4 長男が多い。

 5 父親の職業は安定している。

 6 幼少期のしつけは不一致。

 7 犯行時の感情は、統制されている。

 8 犯行時の飲酒がある。

 9 犯行の原因となるストレスがある。

10 配偶者や愛人がいる。

11 良い車に乗っている。

12 事件のニュースに興味がある。

13 犯行後に転職や転居をしている。


 

ススキノ殺人遺棄事件の犯人は

被害者統制タイプ、性的暴行タイプ、激高タイプ


激高タイプ


被害者を緊縛するなどの拘束はせず、被害者の不意を突いて襲う → ?

殺害場所に、そのまま遺体を放置するタイプ。 → ✕

殺害後に被害者(もしくはその遺体)に対して、何らかの特異な行動をとることもある(被害者の顔を覆う、線香をあげるなど)。 → ?

殺害方法は、刃物もしくは扼殺であることが多い。被害者は高齢者であることも多い。 → ○


共犯タイプ


組織的、もしくは共犯で、路上や山中などの屋外で被害者を殺害するタイプ。 → ✕

被害者が複数いることもある。殺害方法は、殴打もしくは銃によるものが多い。 → ✕


被害者統制タイプ


被害者を緊縛するなどの拘束を行なった後、殺害。 → ?

その後死体を移動するなどの工作を行うタイプ。 → 

被害者の遺体は、被害者の自宅以外の屋内で発見されることが多い。 → ○


性的暴行タイプ


被害者に性的暴行を加えた後、殺害するタイプ。 → ?

被害者が全裸で、発見されることが多い。 → ○

犯人の射精や遺体の一部切断・切り取り・陰部などに異物が挿入された形跡が認められることもある。 → ○

被害者が10歳以下の場合もある。 → ✕


 

バラバラ殺人の犯人像


96%が男性主犯者による犯行

日本のバラバラ殺人の9割以上が、運搬を容易にするためや証拠隠滅を理由に死体の切断行為を行なっている

最も多い動機は、男女関係上のトラブル

1955年以降は、金品目的事件や金銭トラブルによる事件が増加傾向

犯人と被害者との関係では、必ずしも親密さが高いとはいえない関係の事件が増加している

「被害者の身元特定に至れば、それほど捜査は困難ではない」という考えが通じなくなってきている


「被害者が20歳以上の女性の場合」の犯人像


動機は、男女トラブルが中心。

75%が、親族または愛人による犯行。

犯人と被害者における面識関係がある。

単独犯が殆ど。

死因が窒息死であるものが7割。

肉削ぎ、土中に遺体を埋没、死因は身体部分の損傷、被害者が風俗関係従業者、被害者が独居者、頸部切断、被害者が40歳代、切断箇所が2~5箇所。

犯人の年代は、30歳代から50歳代の各年代に分散している。


「被害者が20歳以上の男性の場合」の犯人像


90%が、知人または一時的会合者による犯行。

職場関連の知人が犯人である割合は約4割

愛人が犯人である割合は約1割。

無関係なものによる犯行の場合は、被害者は「高齢」「無職」「身寄りがない」「暴力団と関係はない」といった条件を満たした浮浪者。

被害者にとって、とても身近な人物や無関係の者による事件は非常に少ない。

知人関係の具体的内容は多様であるため、被害者周辺を広く捜査する必要がある。

窒息死の割合は4割。

内臓摘出、大腿骨切断、手指切断などの徹底した解体行為や身元特定を妨害する行為が他のグループと比較して多い。

30歳代から40歳代が中心で、20歳代や50歳代の割合は低い。


 

ススキノ殺人遺棄事件の犯人像


性別:男性

年齢:40歳代又は50歳代

居住地:札幌市内(犯行現場から6キロ圏内:車で16分以内)

身長:160㎝ 程度

服装や所有物:独特なファッション個性的なヘアースタイル(長髪を後ろで束ねている)、明るいヘアーカラー(ブリーチを使った白髪)を好む。良い車に乗っている可能性が高い。

性格:慎重で神経質だが、激高してリスクを冒すタイプ。容姿や身長に対する強い劣等感と病的なナルシズムを抱えており、現実を離れた、甘美な空想を好む。また、鏡と、自分が起こした事件のニュースを、常にチェックしている。他人の目を異常に気にするが、自分を客観視できていないことが多い。

趣味:ディスコ(7月1日のディスコイベントにも参加している)

配偶者又は愛人の有無:あり

配偶者又は愛人との同居:あり。ただし、犯罪のアジトにしている別宅がある可能性がある。

性的能力:あり

職業:有職者熟練を要する仕事を好む

生い立ち:長男として生まれ、過干渉又は不干渉な親の下で育った。父親の職業は安定している。

犯行前の様子:激高。犯行の原因となるストレスがある。

犯行時の様子:冷静。感情は統制されている。

犯行後の行動:海または川に遺体を遺棄一時的に道外に逃走、又は転居転職をしている。


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  1. 2023年 12月 14日
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