旭川女子中学生いじめ事案

ススキノ殺人死体遺棄事件の首謀者 田村瑠奈 は、アスペルガー症候群の特性に起因した快楽殺人犯である


 

アスペルガー症候群とは


アスペルガー症候群とは、特定の物事に対する強い興味やこだわり、パターン化した行動形態、予期せぬ事態に対応する能力の不足、優先順位を付ける能力の不足、場の空気を読む能力の不足、などを特徴とする、先天的な脳機能障害(発達障害)の一種であり、自閉症スペクトラム障害の内、知的能力の遅れや言語の遅れがないものをいう。

具体的には

(1)話し相手に合わせることが苦手で、自分が話したいことを一方的に話してしまう

(2)口調や表情、しぐさなどの表現の意味をうまく読み取れない

(3)言葉の裏を想像することが苦手で、ほとんど意味のない挨拶、たわいのない冗談、慣用句を大まじめに受け取り誤解することがある

(4)さわられることを極端に嫌がるなど、感覚の偏りがある

(5)同じ道順や同じ手順にこだわりがあるため、「普段と違う状況」になると混乱する

などの特徴があるとされる。

社会性やコミュニケーションの障害であるため、周囲からは「変わり者」と思われることが多いが、学業成績は極めて良好である者が多い。

言葉を流暢に使うため、発見や対応が遅れることも多く、それにより、誤解や不適応を繰り返し、うつなどの二次的な情緒障害に陥ることもある。

また、犯罪と精神障害を関連付けることで、生き辛さを更に助長する恐れがあるとして、言及すること自体をタブー視したり、アレルギー反応的な反発を起こして、精神障害と非行や犯罪との関連を完全否定する見解が定期的に示されるが、実際は、犯罪の動機や特殊性に深く関わっている。

虐待被害やいじめ被害といった辛い記憶に対する「異常なまでの執着心」や、辛い記憶を植え付けられた事に対する「異常なまでの復讐心」、「人を殺す体験をしたかった」「解体して体の中を見たかった」という「特殊な動機(異常なまでの興味関心)」は、まさにそのことを裏付けている。

また、家族を殺害した事件では「虐待を受けていた」との供述がされている傾向があり、無関係の者を殺害した事件では「学校や職場等でいじめを受けていた」との供述がされている傾向があるが、こうした合理性のある事件であっても、誤解、思い込み、早合点などがきっかけとなって殺害に至っているものが複数存在した。

イギリスの精神科医パトリシア・ハウリンは著書『自閉症』の中で、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)による犯罪の原因について、以下の5点を例示している。

1 行為が他人に与える影響を認識できない

2 強迫的な探求

3 社会的理解の欠如

4 他人に利用されること

5 ルール解釈についての融通の利かなさ

アスペルガー症候群という精神障害を抱える全ての者が、非行や犯罪に手を染める訳では無いが、異常な「こだわり」や「興味関心」といった特性が、悪い方向に進み始めた場合、特殊凶悪事件を起こす可能性がある、ということを認めなければ、その事に対する危機感を持つことも、関連を踏まえた対策を立てることもできない。


 

田村瑠奈が

快楽殺人犯である根拠



その1

父は、反撃される恐れがある極めて危険な場所に、溺愛する娘を送り出している。

これは極めて不自然な行動である。

娘を溺愛しているなら、娘にはやらせず、自分が代わりに実行する筈である。

それをしていないということは、田村修には「娘の代わりに殺害を実行することができない事情」があったということだ。

そもそも、殺害をすることが目的なら、ホテルに呼び出す必要はない。

人気のない場所に呼び出して、隙を狙って、背後から刺せば良い。

しかしながら、田村瑠奈は、ホテルの受付に顔を見られるリスクを冒して、また、自分の姿が防犯カメラに写り込んでしまうリスクを冒して、被害者を個室に連れ込み、犯行に及んでいる。

つまり、田村瑠奈は「自分の手で復讐を果たさなければ、この苦しみからは解放されない」と言って、父を説得している、ということだ。

「誰にも邪魔されない環境下での殺人及び死体損壊体験」を求めた、という事である。

わざわざ、父母に殺害計画を話した理由は、父の協力を得なければ、凶器や足を調達できず、母の理解を得なければ、離断した頭部を自宅に持って帰ることができないからである。

「自分を溺愛していること」に漬け込み、あの手この手で説得し、納得させたのだろう。


その2

田村瑠奈は、強制性交や強制わいせつを受けたとは申告せず、不同意性交を受けたと申告している。

これは、「強制性交や強制わいせつを受けた」と申告した場合「すぐに警察に通報され、捜査により実態が判明してしまうと共に、殺人を体験することができなくなる」と考えた為である。

現に、警察に相談記録はない。

不同意性交とは、「拒否も同意もない性交」を意味するが、その性質上、経緯を聞き取り、相手が悪いとの確信を持てなければ、親としても通報はしにくい。

また「この種の経緯を聞き取るには、時間が掛かる」という社会の共通認識があり、「今はまだ話したくない、と言えば、父は私の意思を尊重するだろう」という頭もあった筈だ。

そうして「私の許可なく、警察に相談しないように」と念を押し、自殺未遂を繰り返したり、希死念慮を感じさせる発言を繰り返したりしながら「自分がどれだけ深く傷付いているのか」について、時間を掛けて刷り込み、復讐心を肯定させ、殺害計画をも肯定させたのである。

したがって、「不同意性交の被害にあったことが殺害の動機」という見解は、田村瑠奈の方便、ないし「瑠奈に唆された修の主張」を鵜呑みにしたものであり、誤りである。


その3

田村瑠奈は、被害者の頭部を遺棄せずに、自宅に置き続けていた。

殺害計画を実行するほど憎い相手の頭部だったとすれば、すぐに遺棄したいと考える筈である。

また、証拠隠滅をすることが頭部を切断した目的なら、この点においても、決定的な犯罪の証拠となる「被害者の頭部」は、直ぐに遺棄するべきと考える筈である。

田村修は「早急に遺棄すること」を進言しただろう。

証拠を隠滅する為の「頸部切断に関する知識」を伝授した彼であれば、必ず、そう言う筈だ。

しかしながら、田村瑠奈は、手元に置き続けていた。

離断した頭部に対する興味関心やこだわりが強く、手放すことができなかったのだ。


「誰にも邪魔されない個室での殺人及び死体損壊」にこだわり実現させたことや、逮捕されるまで離断した頭部を所有し続けたことは、快楽殺人の特徴を押さえるものである。

したがって、これらを主導した田村瑠奈は、アスペルガー症候群の特性に起因した「快楽殺人犯」として、解釈するべきである。


 

【参考資料】

アスペルガー症候群の

診断を受けた者による

凶悪事件(一部)


 

殺人に対する興味関心


神戸児童連続殺傷事件(1997)

動機 色んな方法で人を殺してみたいという興味関心。

犯行時の年齢 14歳

犯行の特徴 撲殺。絞殺。頸部切断。

その他 犯行声明文を遺体頭部の口に咥えさせた。新聞社に犯行声明文を送り付けた。被害者の血液を飲んだ。


豊川市主婦殺人事件(2000)

動機 「人が物理的にどのくらいで死ぬのか知りたかった。また、人を殺したとき自分はどんな気持ちになるか知りたかった」「自分には殺人を体験することが必要だった」「経験してみなければ知識にはならないと思っていた」

犯行時の年齢 17歳(高校3年生)

犯行の特徴 刺殺。無関係の主婦の身体を包丁で40カ所刺す。

その他 成績優秀。


長崎男児誘拐殺人事件(2003)

動機 性器に対する興味関心。強いこだわり。

犯行時の年齢 12歳

犯行の特徴 誘拐し、バーキングビル屋上で男児を全裸にし、腹に殴る蹴るの暴行を加え、性器をハサミで切り付けた後、泣き叫ぶ男児を、20メートル下の道路に突き落とした。

その他 12歳で三国志を読破。


佐世保小6女児同級生殺害事件(2004)

動機 ネット掲示板を介したトラブル。

犯行時の年齢 11歳

犯行の特徴 カッターナイフを用いた頸部の斬り付け。

その他 成績もよく、頑張り屋だった。


大阪姉妹殺害事件(2005)※山口母親殺害事件の再犯

動機 「母親を殺したときの感覚が忘れられず、人の血を見たくなった」「誰でもいいから殺そうと思った」「ふらっと買い物に行くように、ふらっと人を殺しに行ったのです」

犯行時の年齢 22歳

犯行の特徴 刺殺。強姦。放火。強盗。

その他 パチスロ機を不正操作しコインを盗むグループに加入していた、離脱した後は野宿をしていた。


鹿児島タクシー運転手殺害事件(2008)

動機 「単に人を殺したかった」

犯行時の年齢 19歳

犯行の特徴 刺殺。

その他 陸上自衛隊練馬駐屯地所属の1等陸士。


佐世保女子高生殺害事件(2014)

動機 「体の中を見たかった」「人を殺して解体してみたかった」

犯行時の年齢 15歳

犯行の特徴 絞殺。頸部切断。左手首切断。

その他 父親が弁護士。成績優秀。


名古屋大学女子学生殺人事件(2014)

動機 人が死ぬところを見たかった。

犯行時の年齢 19歳

犯行の特徴 絞殺。

その他 成績優秀。


茨城一家殺傷事件(2019)

動機 殺人に対する執着

犯行時の年齢 24歳

犯行の特徴 刺殺、就寝中の夫婦の身体を10カ所以上刺し、殺害。中学生の息子の腕を切り付け重傷を負わせ、小学生の娘に催涙スプレーを噴射し、軽症を負わせた。

その他 16歳の時に連続通り魔事件、猫殺し、放火を起こし、医療少年院に送致されていた。


 

家族への復讐


岡山金属バット母親殺害事件(2000)

動機 自分の母親を「殺人者の母親」にしたくなかった。 ※ 直前に、自分をいじめていた野球部員をバットで殴り逃走していた。

犯行時の年齢 17歳

犯行の特徴 金属バットで母親を撲殺。

その他 大人しく真面目。公立高校進学コース。野球部に所属。揶揄われていた。


山口母親殺害事件(2000)

動機 交際したいと考えていた女性の携帯電話に母親が無言電話をかけたことに対する怒り。母親の借金に対する怒り。

犯行時の年齢 16歳

犯行の特徴 金属バットで母親を撲殺。

その他 中学時代にいじめを受けていた。中学卒業後は新聞配達員になった。後に「返り血を流すためにシャワーを浴びたら、射精していたことに気づいた」と述べている。


富山県自宅放火父親殺害事件(2005)

動機 父親の冷たい態度に対する怒り。

犯行時の年齢 20代前半

犯行の特徴 放火し父親を殺害。

その他 犯行後に自首。


静岡女子高生タリウム毒殺未遂事件(2005)

動機 タリウムを試したいとの思いから母親に飲ませたところ、予想以上に重い症状が出たため狼狽や後悔したものの、犯行の発覚を強く恐れる気持ちから、殺意をもって投与した。

犯行時の年齢 16歳

犯行の特徴 タリウムを使用した毒殺未遂。

その他 「岩本亮平の日記」と題した犯行ブログを掲載していた。


渋谷区短大生切断遺棄事件(2006)

動機 妹に「兄さんには夢がないね」と言われ逆上。

犯行時の年齢 21歳

犯行の特徴 木刀で殴り付けた後、タオルで首を絞め殺害。関節部分を中心に15カ所を切断。

その他 次男。


奈良自宅放火母子3人殺人事件(2006)

動機 「この苦痛や恐怖や屈辱にはもう耐えられない」「自分の生活環境をすべて破壊して、この状況から脱出したい」

犯行時の年齢 16歳

犯行の特徴 自宅を放火し、継母と異母兄弟を焼死させた。

その他 父から精神的身体的な虐待を受けていた


会津若松母親殺害事件(2007)

動機 「誰でもいいから殺そうと考えていた」「戦争やテロが起きないかなと思っていた」

犯行時の年齢 17歳

犯行の特徴 刺殺。頸部切断。

その他 頸部切断後、頭部をショルダーバッグに入れ、警察署に持ち込み、自首。切断した腕をスプレーで白く塗り、植木鉢に挿していた。成績優秀。


 

社会への復讐


全日空61便ハイジャック事件(1999)

動機 「宙返りやダッチロールをしてみたかった」「レインボーブリッジの下をくぐってみたかった」「Aが言うことを聞かないので頭にきて刺した」「機長の心に向かって、疲れていませんかと問いかけたら、疲れている、と答えたため楽にしてあげようと思い刺した」

犯行時の年齢 28歳

犯行の特徴 ハイジャック。刺殺。

その他 一浪して一橋大学商学部に入学、鉄道研究会に所属。


西鉄バスジャック事件(2000)

動機 社会への復讐。いじめ被害を受けていた。母校の中学校において無差別殺人を行う計画だったが、ゴールデンウィークで休校だったため、バスジャックに切り替えた。

犯行時の年齢 17歳

犯行の特徴 バスジャック。刺殺。

その他 家庭内暴力をおこなっていた。礼儀正しい。成績優秀。


北海道石狩市元同級生母親会社員殺害事件(2004)

動機 中学時代に自分をいじめた元同級生Aに対する復讐。元同級生Aの母親が死ねば、元同級生Aが悲しむと思った。本当は、元同級生Aを殺害する予定だった。

犯行時の年齢 16歳

犯行の特徴 刺殺。

その他 いじめによるPTSDを発症。おとなしい性格。


寝屋川教職員殺傷事件(2005)

動機 小学校時代にいじめ被害から助けてくれなかった学校への復讐。 ※ 被害者とは直接の関係はない

犯行時の年齢 17歳

犯行の特徴 刺殺。

その他 おとなしい性格。


町田市女子高生殺害事件(2005)

動機 「小中学校時代は同級生だったのに、高校になってから急に冷たくなったのでやりました」 ※ 二人はほとんど会話したことがなく、中学3年になり、励ましの言葉を何度か掛けてもらった程度だった。

犯行時の年齢 16歳

犯行の特徴 刺殺。50カ所以上の刺し傷があった。

その他 真面目でおとなしい性格、事件前の夜中に自転車に乗って叫んでいた。


京都宇治小6刺殺事件(2005)

動機 自分が担当している受講を止めたことによる逆恨み。

犯行時の年齢 23歳

犯行の特徴 包丁で刺殺。

その他 学習塾の講師。


岡山駅突き落とし事件(2008)

動機 「ホーム下に人を落とせば、電車にはねられて死ぬ。人を殺せば刑務所に行ける。誰でもよかった」

犯行時の年齢 18歳

犯行の特徴 電車が来る直前に、線路へ突き落とし、はねさせた。

その他 成績優秀。小中学校時代にいじめ被害。


富田林市高校生殺人事件(2009)

動機 「好きになってしまった女子生徒を困らせる大久保さんが許せなかった。助けてやるためには存在自体をこの世から消すしかないと考えた」

犯行時の年齢 18歳

犯行の特徴 撲殺。木槌と木製バットを使用して、何度も暴行を加えた。

その他 成績優秀。


東海道新幹線車内殺傷事件(2018)

動機 「子供の頃から刑務所に入りたかった」「自分で考えて生きるのが面倒くさかった。他人が決めたルール内で生きる方が楽だと思い、無期懲役を狙った」「誰でもよかった」

犯行時の年齢 22歳

犯行の特徴 鉈(なた)で切り付け、1名を殺害、2名を負傷させる。

その他 成績優秀。


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